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日本システムウエア---1Qは2ケタ増収増益、全事業が堅調に推移


日本システムウエア<9739>は2日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.4%増の88.64億円、営業利益が同31.5%増の7.08億円、経常利益が同32.2%増の7.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.4%増の4.87億円となった。

ITソリューションの受注高は前年同期比1.7%減の27.19億円、売上高は同29.5%増の26.94億円、営業利益は同361.1%増の2.04億円となった。官公庁・団体向けシステム開発や小売業向けシステム機器販売が堅調に推移し増収となった。利益については、増収に伴う利益増のほか、不採算案件による影響が解消したことによる収益性の改善により増益となった。

サービスソリューションの受注高は前年同期比17.6%増の22.73億円、売上高は同22.6%増の24.62億円、営業利益は同21.2%増の0.27億円となった。クラウド環境構築サービスや官公庁・団体向けBPOサービスなどが堅調に推移し増収となった。利益については、増収に伴う利益増などにより増益となった。

プロダクトソリューションの受注高は前年同期比3.9%増の34.31億円、売上高は同3.1%増の37.06億円、営業利益は同1.1%増の4.77億円となった。デバイス開発事業は横ばい推移となったが、組込み開発事業における通信機器分野や設備機器分野が拡大し増収となった。利益については、増収に伴う利益増などにより増益となった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比6.9%増の420.00億円、営業利益は同2.4%増の43.00億円、経常利益は同2.4%増の43.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.7%増の29.50億円とする期初計画を据え置いている。


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