BS11 Research Memo(6):「6つの“力”」を具現化する重点施策を新たに「Value 5」として推進
1. 中期成長戦略の概要、「6つの“力”」の強化・実践
日本BS放送<9414>は中期経営計画を策定し、それをメルクマール(指標、道標)に、中長期にわたる持続的成長を実現するべく取り組んでいる。「マーケティング力」「企画力」「戦略構築力」「実行力」に、コロナ禍に伴う状況の変化を考慮した「変化対応力」「改革推進力」を加えた「6つの“力”」の強化・実践を掲げた。2020年8月期より、番組制作と販売という一連の流れに沿って関連する4つの力、1)マーケティング力:データベースの分析・活用による潜在的な需要喚起、2)企画力:視聴者やクライアントのニーズを捉えた企画立案、3)戦略構築力:環境変化に応じた機動的かつ効果的な戦略構築、4)実行力:知恵と知識を結集して戦略を強力に実行、を打ち出して良質な番組づくりへの実効性を高めていたが、コロナ禍を契機に5)変化対応力:経営環境の変化に応じた戦略を構築する力、6)改革推進力:過去に捉われず新たな挑戦を続ける力、という2つの力が加わった。
「変化対応力」については、コロナ禍を含めた環境変化に対応することが挙げられる。テレビ業界においては広告収入が基本となっており、おおむね3ヶ月先まで決定している。そのため環境変化が感じられるのにタイムラグが避けられないという面がある。一方でコロナ禍において足元でスポット収入が増えてきたことから、今後は環境変化に応じた効率的な戦略構築を全体に浸透させていくとしている。「改革推進力」は過去にとらわれず新たな試みに挑戦し続けることを指すが、広告収入の増収に向けた動きも含まれている。
2. 重点施策「Value 5」
同社は、「6つの“力”」を具現化するための重点施策を新たに「Value 5」として位置付けている。前期までの「Value 7」で掲げていた「独立TV局の強みを最大限に活用」「自社制作番組の充実」「情報番組の選択と拡大」「アニメ関連事業の強化と発展」「他企業・ローカル局コラボの促進」「スポーツコンテンツの充実」「放送周辺事業の新規開発と増強」からより集中度を高め、1)情報番組の新規、深耕開拓、2)アニメ事業の強化と発展、3)コラボレーション施策の促進、4)新規事業の開発、5)特番の強化、を重点施策として一段と推進する計画である。BS放送事業者である同社にとって、その根幹を成すのは番組であり、基本戦略「6つの“力”」や重点施策「Value 5」は、“良質な番組を作り、それを業績の成長につなげる”という目標の実現のための施策である。
(1) 「情報番組の新規、深耕開拓」
情報番組(通販番組)は、コロナ禍の影響でクライアントとなる通販各社が地上波へシフトする景況が顕著に表れてきたこともあり、これを取り戻す狙いがある。これまでは通販番組は30分などの枠を提供し、通販各社が制作した番組を放映することがメインであった。つまり放映枠のセールスが中心であったが、今後は深耕開拓として同社番組と紐づけた新しい情報番組を同社から提案するほか、通販各社との新規企画などの共同開発を行っていく。
(2) 「アニメ事業の強化と発展」
同社の強みであるアニメにおいて毎週約40タイトルのアニメ関連番組の放送を行う。特に、アニメ声優、アニメソング歌手が出演するアニメ関連番組を強化していく。『声優がドラマに出たらこうなりました。~聖地創生プロジェクト~』を2020年1月より放送、『アニゲー☆イレブン!』は2020年4月より新MCに声優を迎え「癒し」を番組テーマにリニューアルした。さらに、アニソン番組『Anison Days』の放送のほか、アニメ関連事業を発展させていく。また、2021年3月に開催された世界最大規模のアニメイベント「AnimeJapan 2021」に出展し、同年4月の新作アニメに出演の声優陣によるトークショーなどをBS11の公式YouTubeチャンネルにて生ライブ配信した。
同社はアニメ業界との強いパイプを持ち、製作委員会やクライアントとの強いアライアンスを組んでいる。コンテンツ販売では中国が柱になるだろうが、世界各国で日本のアニメは評価を受けていることもあり、同分野の取り組みは引き続き注目される分野である。出資するアニメの数だけではなく、同社が番組販売できるようにするなど、製作委員会の中での立ち位置、アニメ関連各社との環境強化を行うことにより、番組を放送するだけではなく周辺事業へ発展させていく。
(3) 「コラボレーション施策の促進」
独立系TV局の強みによって全国各地のテレビ局及び制作会社との共同制作番組の提供が可能であり、自社制作番組と外部リソースの最適なミックスによる視聴世帯数の更なる増加に取り組む。これまでもKBS京都やTOKYO MXと番組共同制作を行っているほか、2018年からは(株)岐阜放送、びわ湖放送(株)などとも番組共同制作を行っており、地上波の放送局とのコラボレーションを強化していく。同社の子会社で児童書の出版会社である理論社、国土社とのコラボレーション企画として2020年6月から読み聞かせの番組『今日のえほん』を放送している。2021年2月に放送したKBS京都やTOKYO MXと共同制作した『京都画報 早春・旧家に伝わる名宝』、岐阜放送と共同制作した『流れ星の冬の飛騨高山まんきつ旅』もある。また「ディスカバリーチャンネル」とは、相互協力することでアライアンスを増やしていく。
(4) 「新規事業の開発」
同社は、コンテンツのマルチユースの推進、ネット配信事業の推進・強化・充実、2022年の開局15周年に向けた新規事業の開発などを掲げている。番組関連コンテンツのインターネットでの露出環境を拡大していくほか、アニメ関連の番組やアイドル番組のネット配信等を徐々に開始しており、これらの更なる強化を図っていく。
(5) 「特番の強化」
同社は、従来より視聴者の認知を高めるため、視聴データの分析に基づいた特番制作を行っている。営業と企画した番組のほかレギュラー番組のスピンオフ企画に加え、より収益性を重視しレギュラー化を見据えた番組を計画的に企画制作して、4月・10月の改編に向けたコンテンツにつなげる。
同社は良質な番組づくりに一貫して注力しており、その成果は目に見える形で表れてきている。しかし、そうした良質な番組を収益化する点においては、今般のコロナ禍が響いている。ただし、前述のとおり同社は独立系TV局の強みにより、全国のテレビ局及び制作会社との共同制作番組の提供が可能である。幅広い制作会社のなかから選択して番組を制作することができるため、最も魅力的な映像を制作できる会社と協力して制作し、視聴者に番組を届けることができる強みを持つ。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<NB>
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