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新興市場銘柄ダイジェスト:シスロケは大幅続伸、Fringe81がストップ高


<6549> ディーエムソリュ 1480 +50
大幅続伸。越境EC物流事業で国際物流事業のペガサスグローバルエクスプレス(東京都江東区)と業務提携することで基本合意したと発表している。ディーエムソリューションズの国内EC物流事業とペガサスグローバルエクスプレスの航空国際宅配便を主とした国際物流事業を融合する。越境EC物流アウトソーシングサービスを展開することで、越境EC通販事業者の利便性向上を図る。

<3798> ULSグループ 3645 +290
大幅続伸。子会社のウルシステムズ株式会社が兼松<8020>のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けたIT部門強化を支援したと発表している。投資や買収など大小数百種類に及ぶ決裁を全面的にシステム化し、意思決定の場から書類を一掃するという。現在、兼松グループはシステム内製化に取り組んでおり、今後は外注と内製を織り交ぜてDXを推進していく計画。DX支援の需要拡大に対する期待から買いが入っているようだ。

<2480> シスロケ 1615 +145
大幅続伸。26年3月期の営業利益目標を12.00億円(21年3月期実績は4.36億円)とする中期経営計画を発表している。営業利益率の目標は40.0%(同38.5%)を目安とする。自動車販売会社向けの販売支援システムであるCA Doctorの導入店舗数1500店を目指すほか、派生ソリューションのCrocoシリーズのラインナップ完成でCA群各種ツールの延べ導入店舗数を5000店とする。

<4582> シンバイオ製薬 1473 -4
もみ合い。中外製薬<4519>が再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫を効能とするポラツズマブベドチン(遺伝子組換え)について、薬価収載されて販売を開始したと発表している。これによりベンダムスチン、リツキシマブとポラツズマブベドチンとの併用療法でシンバイオ製薬が販売する抗腫瘍薬トレアキシンの使用が可能となった。同社は21年度の事業黒字化に向け「大きな原動力となる」と評価している。

<6550> Fringe81 401 +80
ストップ高。Sansan<4443>と資本業務提携契約を再締結すると発表している。コラボレーション改善クラウドのUniposで中長期的にSansanとプロダクト連携することを検討するほか、Sansanの広告配信システムの開発を受託する。Sansanと日本政策投資銀行に対してA種優先株をそれぞれ1900株割り当てる。調達資金の約38億円はUniposの開発投資などに充てる。また、10月1日付で商号を「Unipos」に変更する。

<2329> 東北新社 738 +17
年初来高値。21年3月期の営業利益を従来予想の8.68億円から23.99億円(前期実績29.78億円)に上方修正している。広告プロダクション部門の受注が好調だった。メディア部門の経費節減も利益を押し上げる見通し。BS放送「ザ・シネマ4K」のサービス終了に伴って減損損失4.87億円、解約手数料等0.73億円を特別損失として計上するため、純利益予想は6.53億円から8.18億円(同17.67億円)の上方修正にとどまった。 <ST>
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