エルテス---アサヒ安全業務社を子会社化、セキュリティDX領域へ本格進出を発表

エルテス<3967>は30日、子会社のエルテスセキュリティインテリジェンス（以下、ESI）がアサヒ安全業務社の全株式を取得し、完全子会社化することを発表した。セキュリティDX領域へ本格進出する。

エルテスでは社会のデジタル化に伴う新たに発生するリスクを「デジタルリスク」と定義し、多数の企業に解決策を提示してきた。その一環として、子会社ESIを立ち上げ、セキュリティ事業のDXに向けた取組みを研究、実証してきた。一方、アサヒ安全業務社は、鉄道関連工事の列車監視業務を中心に雑踏・交通誘導、常駐保安警備を提供しており、大手電鉄会社をはじめとした強固な顧客基盤を持つ。

今回の子会社化により、実際の警備現場にデジタルテクノロジーを導入し、リアルとデジタルソリューションを融合させた新しい警備業の創出の促進を図っていく。具体的には、デジタル化によるオペレーションの効率化、AIを用いた映像解析によるインシデントの未然防止、犯罪や事故のインシデントのリアルタイム通知、警備員のIoTを利用したデバイスの保持、簡単に警備発注できるアプリの開発や顧客と警備会社を結ぶプラットフォームの提供などを実施する予定。




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