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KLab Research Memo(8):ゲーム事業のさらなる成長のため、3つの柱をさらに深化


■成長戦略

1. 事業方針
KLab<3656>は、ゲーム事業を中心に成長路線を継続するとともに、グローバルで高い価値提供を行い、「KLab ブランド」を確立する中期目標のもと、「ゲームの長期安定運営」と「ヒット率の向上による収益の拡大」という2 つの事業方針を掲げている。特に、2017年12月期に打ち立てた「3 PILARS」(一部変更)の更なる深化を目指す方向性である。

2. 今後の方向性(3 PILLARS)
ゲーム事業を更に成長させるために、「3 PILLARS」(3 つの柱)を推進しているが、今回、その中の1つである「Japanese IPs」を「Universal IPs」へ変更した。すなわち、日本IPにかぎらず、世界中で人気があり、同社がプロデュースできる(知見のある)IPを積極的に獲得していく考えである。その背景には、海外展開における運営ノウハウやマーケティング力に対する自信や手応えがあるとみられる。3つの柱と基本方針は以下のとおりである。

(1)Universal IPs(海外を含めた有力IPの獲得)
・世界中にファンを持つIPをベースに、収益基盤の安定と成長を図る。
・IPホルダーとの関係を強化し、ゲーム化の働きかけも行っていく。
・アニメ出資等を通じて作品の創出に関わっていく。

(2) Global Growth(グローバル展開の強化)
・グローバル展開をより強化し、ゲーム1 タイトル当たりの収益を最大化する。
・グローバルにおけるマーケティングをより強化する。
・世界最大規模の市場となった中国での事業展開をより強化し成長を加速する。

(3) Original Creations(自社IP の創出)
・優秀な人材の獲得、パートナーアライアンス、社外の有力クリエイターとの連携をより強化していく。
・アニメ化などのメディアミックス展開でコアなファン層を育成する。
・自社IP をグローバル展開する。
・最新のテクノロジーを取り入れたエンターテインメントを研究し、ビジネスへ活用する。

弊社では、スマートフォンゲーム市場の先行きに不透明感があるなかで、海外への展開や残存者利益の享受(外部リソースの活用を含む)などにより、持続的成長が期待できる同社には大きなアドバンテージがあると評価している。また、IP(コンテンツ)の価値を高め、メディアミックス展開を狙う施策(グッズ化やライセンスアウトなど、ゲーム以外での収益機会の創出)や、未配信のプラットフォームやデバイスへのゲーム展開により1 タイトル当たりの収益最大化を目指す方向性を始め、カジュアルゲームへの参入や開発支援モデルの推進により収益モデルの多様化を図る取り組みは、開発リスクを抑え、手堅い成功が期待できる合理的な戦略であると注目している。今後も、有力IP をゲーム化し世界中へ展開していくノウハウや独自のマーケティング力を生かして、いかに同社ならではの新たな価値を創出していけるかが成功のカギを握るだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)




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