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ダイナック Research Memo(1):優良な事業ポートフォリオを生かした中長期成長への取り組みが順調に進捗


■要約

ダイナックホールディングス<2675>はサントリーグループの中の外食事業関連の中核企業。「食の楽しさをダイナミックにクリエイトする」という企業理念のもと、大都市圏を中心に150店のレストラン、バーを直営するほか、受託ビジネスとしてゴルフ場やリゾート施設などのレストランや道の駅などの運営受託を行っている。

1. 2019年12月期第2四半期は期初予想に未達ながら、増収基調を維持するなど、実のある内容
同社の2019年12月期第2四半期決算は、売上高18,048百万円(前年同期比4.1%増※)、営業損失145百万円(前年同期は136百万円の損失)と増収ながら営業損失で着地した。期初予想との比較でも未達となった。決算数値自体は決して良いとは言えないものの、実態は悲観する必要はないと弊社では考えている。まず1つは増収を達成したことだ。これは受託ビジネスの大型案件が寄与しており、同社の成長戦略が順調に進捗していることを示している。また、利益の伸び悩みは人件費や商品原価の上昇が主因だが、これらはオペレーションの習熟度効果や人材獲得のための新制度の導入などでかなりの程度まで自助努力で解決できるとみている。何よりも、中期成長戦略に対して、ぶれることなく一貫して取り組んでいることは近い将来、収益にも反映されてくると弊社ではみている。

※同社は2018年12月期第3四半期より連結決算に移行した。したがって第2四半期の前年同期比較は、2018年12月期単独決算と比較した参考値。


2. 中期成長戦略にぶれはない。直営・受託それぞれの事業分野で順調に進捗
中期成長戦略では、優れた事業ポートフォリオをさらに進化させるという基本骨格のもと、直営ビジネスでは高付加価値業態へのシフト加速、受託ビジネスでは業容の拡大、全社にわたる人材基盤整備、といったテーマに継続的に取り組んでおり、第2四半期において各テーマで着実な進捗があった。直営ビジネスでは投資効率を厳選しながら新規出店や業態変更を進めた。受託ビジネスでは2018年7月に開業した道の駅「パレットピアおおの」が順調に営業を続けて増収に寄与する一方、2019年3月には新たな大型施設「PIT SUZUKA」を開業させた。人材基盤整備では従業員満足度の向上をゴールに、人手の確保とサービスの質向上に継続的に取り組んだ。

3. 2019年12月期は期初通期予想の達成可能性は十分残る。2020年12月期も増収増益基調と期待
2019年12月期通期について、同社は期初予想を維持し、売上高37,500百万円(前期比3.9%増)、営業利益720百万円(同165.4%増)、と増収増益を予想している。第2四半期の進捗率が低かったことから達成に懐疑的な向きもあるだろうが、弊社では達成可能性は十分あると考えている。ポイントは道の駅や高速道路SA/PA施設の貢献だ。これらは想定年商が10~15億円と大きく、通常のバー・レストランにはない“爆発力”を秘めている。天候等のリスク要因はあるものの、全社ベースの収益を底上げすることは十分可能だ。2020年12月期は東京オリンピック・パラリンピックなどの不透明要因があるが、その影響は部分的、一時的なものにとどまり、成長のための取り組みを着実に行えば中期成長戦略に沿った増収増益のトレンドを達成することは十分可能だと弊社では考えている。

■Key Points
・従業員満足度の向上を経営の重要課題に位置付け、人材基盤整備に取り組む
・無理な新規出店を避け既存店の業態変更を主軸に高付加価値業態へのシフトを加速中
・ゴルフクラブレストラン、高速道路SA/PA施設の双方で大型案件の受託契約を獲得

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)




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