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橋本総業HD Research Memo(4):「3つのベスト」で「7つのみらい」を実現


■中期経営計画

1. 「3つのベスト」
橋本総業ホールディングス<7570>は「設備商品の「流通」と「サービス」を通じて、快適な暮らしを提供する」というミッションのもと、すべてのステークホルダーの期待に応え、社会に貢献することを目指している。ビジョンは「「3つのベスト」の追求で、7つのステークホルダーに貢献する」ことである。「3つのベスト」とは「設備のベストコーディネーター」「流通としてベストパートナー」「会社としてベストカンパニー」のことである。まず商品を直接手にする施主や工事に携わる施工事業者に対して、「設備のベストコーディネーター」として施主にはホームページやネットカタログ「e-設備NET/PRO」を通じて、施工業者には“4位1体”のバリューチェーンの中で、最適に組み合わされた商品を提案することができる。また、「流通としてベストパートナー」として購買代理機能や販売代理機能を発揮することで、仕入先や販売先との共存共栄を図ることができる。さらに、株主に対しては1株当たり利益を増加させることで株価や配当を充実し、社員に対しては各人の働きがいやキャリアアップなど職場環境を拡充し、社会に対しては環境課題などに取り組むことで社会に役立つ「会社としてベストカンパニー」を目指している。併せて、将来へ向けて、社会的価値の高い「7つのみらい」の実現にも努めている。


2022年3月期に経常利益40億円を目指す
2. 中期の取り組み
130年の歴史を支えてきた「正直、親切、熱心、感謝」という変わらぬ基本精神のもと、時代の変化を捉え取引先から常に「ベストパートナー」として認めてもらえるよう、「3つのフル」「みらい活動」「進化活動」という取り組みによって同社は中期的な成長と進化を図っている。中期の取り組みのうち「3つのフル」の追求は、成長への取り組みである。県別営業体制で全国を「フルカバー」し、顧客が望む商品を何でもワンストップ「フルライン」で提供し、流通の要として1次卸の持つ「フル機能」によって様々な需要に対応している。業界最大、最良のネットワークへの取り組みである「みらい活動」では、“4位1体”となって、県別(支店別)に「みらい会」を展開、「みらい会」の会員相互の商売の場である「みらい市」を開催し、会員にいつでも、どこでも、何でもサービスする「みらいサービス」を提供している。そして、「進化活動」によって生産性を向上させる取り組みに注力している。「進化活動」では具体的に、商流の一貫化や物流の共同化、情報の共有化など「みらいプラン」によってしくみづくりを、資格や基本知識、商品知識の取得を通じて業界におけるプロ人材の育成を図る「みらいアカデミー」によって人づくりを、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底や情報・行動・成果の見える化、チーム活動により品質向上を目指す「みらいステージ」によってしかけづくりを推進している。これらにより、当面の目標として、2022年3月期に売上高1,600億円、経常利益40億円、自己資本比率40%、ROE9.5%、ROA4.0%の達成を目指している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)




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