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ネクシィーズG Research Memo(3):セルフエステスタジオ「BODY ARCHI」が好調な進捗


■成長戦略・トピックス

1. セルフエステスタジオ「BODY ARCHI(ボディアーキ)」
ネクシィーズグループ<4346>は定額制セルフエステスタジオ「BODY ARCHI(ボディアーキ)」業態を開発し、2018年11月15日に 1号店として表参道店をグランドオープン。2019年3月には渋谷桜丘店、4月には西新宿店をオープンした。「BODY ARCHI」のブランドプロデューサーとしては、「ローソン Uchi Café Sweets」や「ミラノ万博」、「渋谷ヒカリエレストラン」などのブランディングを手掛けてきた柴田陽子(しばたようこ)氏を起用。ボードメンバーには、松村厚久(まつむらあつひさ)氏(DDホールディングス<3073>代表取締役)、相川佳之(あいかわよしゆき)氏(湘南美容グループ代表)、安部修仁(あべしゅうじ)氏(吉野家ホールディングス<9861>会長)、栗原幹雄(くりはらみきお)氏(ほっかほっか亭、FRESHNESS BURGER創業者)などそうそうたる顔ぶれがそろった。2019年からフランチャイズチェーン(FC)展開を開始する予定であり、FC事業者は「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」の仕組みを活用することで、初期投資をかけずに事業をスタートすることができる。今後3年間にFC店も含めて全国100店舗を計画しており、第3の事業の柱にしたい考えだ。

「BODY ARCHI」は、全室が個室で、満足いくまで自分自身のボディラインとストイックに向き合うことができる「エステ」と「ジム」を共存させた新感覚のセルフエステスタジオ。最先端のエステマシン「BODY ARCHI専用フォースカッター」が全室に配備されている。このマシンは1台4役(ラジオ波、EMS/吸引、ポレーション、LED)の最新技術を搭載し、むくみ・たるみ・冷え・固太り・美肌といった女性の5つの悩みすべてに対応した業務用エステ機器の中でも評価が高いものだ。セルフで誰でも施術ができるようにタブレット端末を全個室に用意し、分かりやすい「説明動画」を流す。予約は専用アプリでいつでも1回45分~の簡単予約が可能。施術サービスや受付などの人件費が極力おさえられたビジネスモデルのため、リーズナブルな料金設定が可能となる。「BODY ARCHI」では、月額10,000円の定額制で何度でも通い放題という破格の価格設定を実現した。通常、高級エステサロンにおけるフォースカッターの施術は1回2~3万円が相場だが、同社サービスでは、月4回(実績)通って2,500円/回と安く利用できる。

1号店の表参道店は、革新的なビジネスモデルも手伝い150以上のメディアに取り上げられ、1年間の会員目標500名を超える700名を達成、続く渋谷桜丘店及び西新宿店も600名を超える勢いであり順調なスタートを切った。特筆すべきは、入会率の高さである。体験来店をした来店者の9割近くが入会登録しているという数字は驚くべき高い数値だ。2019年12月末までの出店計画は、累計で10店舗程度になる予定である。

2. 自己株式70万株の取得を完了
同社は、株主への利益還元を積極的に行うことを経営上の重要課題の1つとして位置付けており、その一環として自社株買いを積極的に行っている。今期は2019年1月7日から9月30日を期間に、700,000株(発行済株式総数に対する割合5.22%)を上限に自社株式の新規取得を行う計画だ。2019年4月までに、上限の700,000株(取得価額1,387百万円)の取得を完了した。同社は、増配ペースも高く、自社株買いの規模も大きい。株主価値の向上に積極的な企業として評価できるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)




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