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GMOメディア---18年12月期は増収減益。利益率高い広告の売上が減少したものの、外部連携パートナーとの売上が増加


GMOメディア<6180>は8日、2018年12月期決算を発表した。売上高が前年同期比3.5%増の45.33億円、営業利益が同23.8%減の2.82億円、経常利益が同23.5%減の2.81億円、当期純利益が同21.7%減の1.97億円となった。

当事業年度においては「PointTown」のサービス訪問者数は順調に推移したが、広告単価の下落が生じたこと、および、10代女性向けコミュニティサービス「prican」においてサービス訪問者数が減少し、広告収益が減少した。その一方で、HTML5ゲームプラットフォーム「ゲソてん」は、ユーザーが着実に定着し、サービス訪問者が伸長したため、課金収益が着実に成長している。また、ゲームプラットフォームサービスの外部連携パートナーへの提供を進め、パートナー数が19となった。「PointTown」においても、新たなユーザー接点を獲得するために、外部連携パートナーに対してポイントサービスを提供し、国内有力企業を順次パートナーに加えている。さらに「prican」においては、新たに小説サービスを開始し、順調にサービス訪問者数が成長している。ポイントやゲーム連携によって、提携パートナーにとっては、新たな収益獲得機会を得るだけでなく訪問リピート率を上げることができるなどのメリットがあり、同社にとっても新たなユーザー接点を獲得して更なるノウハウの蓄積ができるという互恵的なアライアンス関係の構築が可能になるとしている。「ポイント」と「ゲーム」というユーザー接点強化のための仕組みを活用して、引き続き連携パートナーの拡張に取り組む。利益率の高い自社媒体の広告売上が減少した反面で、外部連携パートナーとの売上が増加したため、全体としては増収減益になった。

2019年12月通期の業績予想は、売上高が前期比1.4%増の46.00億円、営業利益が同6.1%増の3.00億円、経常利益が同5.7%増の2.97億円、当期純利益が同1.8%増の2.00億円を見込んでいる。



<MH>

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