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リソルホールディングス---3Q経常利益96.0%増、新規ホテルの運営開始、2019年3月期通期の業績予想は据え置き


リソルホールディングス<5261>は1月31日、2019年3月期第3四半期(18年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.5%増の163.94億円、営業利益が同62.6%増の8.91億円、経常利益が同96.0%増の8.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同44.5%減の1.53億円となった。

ホテル運営事業では、18年6月に「ホテルリソル京都 河原町三条」、8月に「ホテルリソル京都 四条室町」、10月に「ホテルリソルトリニティ京都 御池麩屋町」の3施設の運営を開始した。また、レベニューマネジメントの活用で収益性向上を図り、ビジネス・観光需要の取り込みやインバウンドの集客強化に努めた。リゾート部門はローカルから全国へ営業戦略の拡大を図った。

ゴルフ運営事業では、顧客の利便性向上を図るため、受付の無人化とポイント付与・利用を一体化した自動精算機を導入開始した。また、ゴルフ場に幅広い利用者を取り込むため、初心者向けの「はじめてのゴルフ」等の施策に取り組んだ。ゴルフ以外の楽しみを提供するバンケット事業では、地元食材や健康メニューなどを取り入れたビュッフェメニューやイベント企画によりゴルファー以外のレストラン利用の集客強化に努めた。

CCRC事業では、千葉大学及び長柄町と提携し「リソル生命の森」で推進する「大学連携型CCRC」の地方創生推進事業において、健康寿命延伸プログラムの質・量の充実を図った。また、一部コテージエリアのログハウスをフルリニューアルし、顧客の満足度アップを図った。

福利厚生事業では、顧客ニーズに合わせたシステムの合理化を実施した。また、新規業務提携を積極的に進め、会員サービスメニューの拡充を図るとともに、会員専用WEBサイト「メンバーズナビ」の利便性を向上させ利用率のアップを図った。

再生エネルギー事業では、太陽光設備等の販売用不動産を売却した。また、福島県では19年度の売電開始に向けて約37メガワットの太陽光発電事業の大型開発工事が進んでいる。

不動産関連事業では、リゾート不動産の仲介・転売分野で保養所物件の再生・活性化を進め、人気リゾートエリアの優良物件の仕入れ強化を図り、ペット&スパホテル用施設として伊豆高原の物件を購入した。また、「暮らす」ように「泊まる」という理念のもと、短期から長期滞在まで旅のスタイルにあわせた快適な別荘ライフを提案する「リソルステイ」の外部販売を開始した。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高は前期比9.1%減の215.00億円、営業利益は同38.2%減の13.00億円、経常利益は同21.2%減の16.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.9%増の15.70億円とする期初計画を据え置いている。




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