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日本アジア投資---2Q決算を発表、海外での投資額が減少


日本アジア投資<8518>は12日、2019年3月期第2四半期(2018年4−9月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比76.5%減の11.89億円、営業損失が3.90億円(前年同期の営業利益は5.82億円)、経常損失が4.81億円(前年同期の経常利益は4.46億円)、親会社株主に帰属する四半期純損失が5.35億円(前年同期の四半期純利益は5.60億円)となった。

また、従来連結基準では、営業収益が前期比71.9%減の7.16億円、営業損失が4.65億円(前年同期の営業利益は7.14億円)、経常損失が4.60億円(前年同期の経常利益は6.40億円)、親会社株主に帰属する四半期純損失が5.34億円(前年同期の四半期純利益は4.93億円)となった。

自己勘定及び同社グループが管理運営するファンドからの投資実行額は、総計で7社、前年同期比32.6%減の14.59億円となった。また、投資残高は、141社、134.85億円(前期末154社、139.81億円)となった。

プライベートエクイティ投資においては、同社グループが管理運営するファンドから国内及び中国で投資を行い、その投資実行額は前期比83.7%減の1.06億円となった。投資残高については、海外で運用を他社に引き継いだファンドからの投資額が除外されたことから、前期末に比べ減少した。

プロジェクト投資の投資実行額は5件に減少し、前年同期比10.6%減の13.53億円となった。メガソーラープロジェクトへの投資を新規に2件行った他、バイオガスのプロジェクトに2件目となる新たな投資を行った。また、風力発電プロジェクトやソーラーシェアリングに追加投資を行った。当第2四半期末において投資をしているメガソーラープロジェクトは、売却や回収した案件を除き、合計で19件、81.3MWとなった。このうち同社が出資した持分に帰属する部分は41.8MWとなった。また、メガソーラー以外の再生可能エネルギープロジェクトについては、建設中のバイオガスプロジェクト2件、1.6MW、売電中の木質バイオマスプロジェクトが1件、2.0MW、企画中の風力発電プロジェクトが1件、16.0MWとなった。

当第2四半期末における同社グループが管理、運用又は投資情報の提供を行っているファンドの運用残高は、11ファンド、173.29億円(前期末12ファンド、191.50億円)となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、合理的な業績予想が困難なため行っていないが、投資家の利便性を図るべく、「従来連結基準による見込値」を開示している。それによると、営業収益が前期比36.2%減の34.50億円、営業利益が同31.2%減の7.00億円、経常利益が42.4%減の5.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.2%減の4.70億円の予想を据え置いている。



<SF>

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