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後場の日経平均は51円安でスタート、東エレクやファナックが重石に


日経平均;22772.06;-51.20TOPIX;1786.94;-2.07

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前引け値水準を下回る22772.06円で始まった。ランチタイムの225先物は現物前引け値水準の22750円処から22660円処へ弱含みとなる展開だった。昼のバスケットは70億円の売り越しとの観測。ドル円相場は米国時間の7日午後に1ドル=109円50銭台前半まで一時的に下押した後、底堅さを取り戻し始め、日本時間の8日午前中ごろから109円80銭処での推移となっている。7日の米株式市場でナスダック総合指数は反落したが、ダウ30種平均は高く、S&P500種株価指数もほぼ横ばいを確保した。7日の米株式市場が底堅さを維持したことと対ドルでの円高の動きが限定的なものにとどまっていることから、本日の日本株市場で相場の地合いはそれなりの底堅さを保っているようだ。

 後場の寄付状況をみると、セクターでは石油、鉄鋼、パルプ・紙が軟調な一方、その他製造業、陸運、電気・ガスが堅調な動きにある。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファナック<6954>が重石の一方、TDK<6762>、KDDI<
9433>、コナミHD<9766>が牽引役となっている。売買代金上位の銘柄ではトヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>が弱含み。


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