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アイナボホールディングス---2Q増収、戸建住宅向けの住設機器やサイディング等の工事高が増加


アイナボホールディングス<7539>は10日、2018年9月期第2四半期(17年10月-18年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.5%増の329.72億円、営業利益が同32.0%減の9.98億円、経常利益が同30.2%減の10.93億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.3%減の6.91億円となった。

戸建住宅事業の売上高は前年同期比1.7%増の297.02億円、セグメント利益は、繁忙期における労務費及び所定外賃金の増加により、同11.0%減の13.50億円となった。建材及び関連商品販売は、比較的高額なタイルの需要が増加したことにより、タイル販売は好調に推移した。建材工事については、スペックイン営業の強化により外壁用タイル工事が堅調に推移した。また、プレカット設備の増強によりサイディング工事の取扱高が順調に推移した。住宅設備機器販売及び住宅設備工事は、新規工務店開拓が前年並みに推移し、重点商材であるサッシや木質建材の受注についても順調に推移した。

大型物件事業の売上高は同0.2%減の32.69億円、セグメント利益は、売上総利益率の高い物件の工事進捗率が低く、同48.3%減の1.76億円となった。タイル工事については、前期に受注した工事が順調に進捗したことにより完成工事高が増加した。住宅設備工事は、マンション向けのユニットバスやディスポーザー工事の完成高が計画通りに推移した。一方、空調・衛生設備工事は、前期以前に受注した公共工事等の工事進捗が予想より遅れたため、工事進行基準対象物件の完成工事高が減少した。

2018年9月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.0%増の649.70億円、営業利益が同0.2%減の19.10億円、経常利益が同0.1%減の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.1%増の13.40億円とする期初計画を据え置いている。


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