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テクマトリックス---18/3期は営業利益が15.8%増、2019年3月期も増配予定


テクマトリックス<3762>は9日、2018年3月期(17年4月~18年3月)連結決算を発表した。売上高が前期比6.9%増の235.12億円、営業利益が同15.8%増の19.02億円、経常利益が同26.3%増の20.54億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.4%増の13.08億円となった。

情報基盤事業の売上高は前期比7.4%増で過去最高の158.39億円、営業利益は同13.5%増の15.53億円となった。負荷分散装置や、主力の次世代ファイアウォールなどの販売が好調に推移した。セキュリティに関連する運用・監視サービスの売上も増加した。さらに、クロス・ヘッド株式会社や、沖縄クロス・ヘッド株式会社の業績も順調に推移した。

アプリケーション・サービス事業は、売上高は前期比5.9%増で過去最高の76.72億円、営業利益は同27.1%増の3.49億円となった。インターネットサービス分野では、金融機関向けのシステム開発は堅調なものの、既存顧客向け大型案件の一部不採算や受注遅れの発生等により、損益面では計画値を下回った。ソフトウェア品質保証分野では、ソフトウェアテストツールの受注は好調に推移し、損益面で計画値を上回った。医療分野では、医療情報クラウドサービス「NOBORI」の好調な引合いは継続した。CRM分野では、堅調な引合いが継続する一方、特定顧客向け大型案件の不採算の影響により、損益面では計画値を下回った。
また、全社として、事業を加速度的に推進するため、事業運営体制の見直し及び新しい取り組みを実施した。積極的に新しいビジネスの立ち上げを行い、IT需要の変化を先取りする取り組みを行った。さらに、働く時間と場所の自由度を高め、社員ひとりひとりの能力を最大限高める働き方を実現することを目的として、全社員を対象とした「在宅勤務制度」を導入した。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.2%増の245.00億円、営業利益が同15.6%増の22.00億円、経常利益が同5.6%増の21.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.3%増の13.90億円を見込んでいる。また、2019年3月期にも配当額を引き上げ、1株につき23円とする予定としている。




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