Ｕ＆Ｃ Research Memo（12）：成長初期段階にあるため配当より成長投資が優先される

■株主還元策

利益配分に関する基本方針について、ユナイテッド&コレクティブ<3557>は財務体質の健全性を保ちつつ成長戦略に向けた積極投資と、継続した安定配当を基本とした株主への利益還元の両立を、経営上重要な施策として位置付けている。しかし、現在は成長過程にあり、資金を財務体質の強化や出店などの投資に充当して収益性や成長性を高めることが、株主に対する最大の利益還元になると考えている。このため、配当は当面実施しない方針である。しかし、今後、成長投資以上にキャッシュが生み出されたり、事業規模や収益が安定成長期に入ったと判断されたりした場合、利益配当の実施に向けて前向きに取り組んでいく考えである。なお、2017年10月現在、株主優待制度はない。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　宮田仁光）



＜HN＞