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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:欧州から巻き起こる電気自動車シフトで注目、リチウムイオン関連株


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年7月14日14時に執筆


今月6日、フランス政府は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素CO2の排出を抑える事を目的に、2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を国内でやめる方針を明らかにしました。

スウェーデンの自動車メーカー、ボルボ・カーも19年以降に発売する全車種をEV、もしくはハイブリットにする方針を表明。こうした報道を背景とし、株式市場では関連銘柄に資金の流入が続いています。

14日の相場でも、ダブル・スコープ<6619>や昭和電工<4004>、戸田工業<4100>等が上昇しており、リチウムイオン電池関連株が活況さを増してきています。

リチウムイオン関連銘柄で出遅れている銘柄や、面白そうな身柄をスクリーニングしていた所、ジーエス・ユアサコーポ<6674>が目に付きました。



■ジーエス・ユアサコーポ<6674>の基本情報

鉛電池で国内首位世界3位のジーエス・ユアサコーポ<6674>は、フォークリフト用の鉛蓄電池や、国内をほぼ独占中と言えるビルのバックアップ電源の電源装置を手がけています。

もちろん、自動車用電池も手がけており、国内メーカーを中心に展開中。電気自動車やハイブリット車へ搭載する自動車用リチウムイオン電池も育成しており、足元の引き合いは好調のようです。


■ジーエス・ユアサコーポ<6674>チャート分析

ジーエス・ユアサコーポ<6674>の日足チャートを見てみると、

・2016年8月3日の安値379円
・2017年7月5日の安値484円

を結んだラインが、下値支持線としてトレンドラインを描いています。

一方、上値抵抗線は、

・2017年3月14日の高値548円
・2017年5月9日の高値539円

を結んだラインに形成されており、持ち合い状態を形成中と捉えることが出来ます。


前期同様に18年3月期も増益を計画していることに加え、欧州規格準拠の新車用鉛電池 の需要が増加中。今後の四半期決算や自動車業界の動向次第では、株価は大きく反応してくる可能性があります。

ジーエス・ユアサコーポ<6674>の株価は500円台前半を推移。2009年6月の相場では1,228円まで大きく上昇した経緯もあるので、上昇余地は大きいと考えています。株主配当も2%弱なので、中長期での保有を前提とした銘柄としては、面白いかもしれませんね。


「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、何卒宜しくお願い致します。

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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