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高ROE銘柄投資のすゝめ、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

先月末に、ROEに注目した不動産株の選び方についてお伝えしました。7/14付の「Daily Outlook」では、高ROE銘柄への投資についてまとめられているのでご紹介します。

まず同レポートでは、一定の自己資本を使って企業が1年間でどれだけの利益を上げたか、収益性を測る指標の一つであるROE(自己資本利益率)について、『過去数年で、日本株市場でも銘柄選択の指標としてROEが重視されるようになってきた。ROEは従来、とりわけ海外投資家が重視する経営指標の一つとされており、海外投資家は効率的な資本運用を行っている企業を選好する傾向が強い。実際、ROEが高い銘柄の株価は市場全体を上回って推移している』と伝えています。

次に、ROEへの関心について、『ただ、世界的に見ると、日本企業のROEは主要先進国の中で低水準にとどまっており、日本全体としてROEを高めていくことが求められている。こうした現状に鑑み、日本政府は成長戦略でROEを世界水準に高めることを一つの目安にし、ROE向上を企業に促す内容を相次いで盛り込んでいる。また、投資家もスチュワードシップ・コード(機関投資家が対話を通じて企業価値向上を促す)などを通じて、従来以上に企業にROE向上を求めている』と見ています。

続けて、『こうした流れを受け、企業もROEを重視する姿勢を強めつつある。中期経営計画でROE目標を公表する企業の割合は11年度は30%台前半程度であったが、16年度には60%弱まで増加した。ROEを経営目標として明確に定め、効率的な資本運用に努める動きは今後一層強まると考えられ、ROEによる銘柄選定はますます重要度を増そう』との見解を述べています。

最後にレポートでは、『高水準のROEが見込まれる銘柄』を紹介しています。具体的には東エレク<8035>や大東建<1878>、MonotaRO<3064>など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは7/14付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜



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