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いよいよ資産運用なしでは生きられない国に...「三井智映子と始める資産運用入門」


こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子です。「三井智映子と始める資産運用入門」として、皆さんと一緒に資産運用について定期的に考えてみたいと思います。


■貯蓄と投資は全く違う

「貯蓄」と「投資」は、どちらも将来に向けての資産づくりのために行います。では、2つの違いは何でしょうか。

「貯蓄」は、「将来のためにお金を蓄えること」で、どちらかといえば「安全に」、「確実に」、「必要なときにすぐお金を引き出せる状態で保管する」という意味合いが強いといえます。

一方、「投資」は、「利益を得るために資産を投下すること」で、「今あるお金を使って、その結果生じる成果(利益)を期待すること」であるといえます。


■貯蓄だけでは資産はリスクにさらされる?

貯蓄は自分のお給料などから得られた収入を貯めておいて、いずれ生活や消費に必要な時にいつでも引き出せるようにしておくもの。一般的には3ヶ月分くらいの生活費があれば十分といわれています。しかし、お金の価値が下がるインフレ時代に日本が突入している今は、必ずしも、貯蓄が自分を守ってくれるわけではないのです。

貯蓄の利率では物価上昇に勝てず、貯蓄しているお金は長期間のうちに目減りしていきます。また、貯蓄や預金だけでは十分なお金を増やせません。そのため、ある程度の貯蓄ができたら投資を始めた方が、自分の資産を守ることにつながるのです。


■投資をしている事が「あたりまえ」に

少子高齢化、世界経済の成長に対する日本の相対的な位置低下などを背景に、投資を行うことで資産を増やしていかなくてはならないというのが一般的な考え方になりつつあります。

投資環境が整備されていなかった昔は、未来の備えをほとんど保険商品で行っていました。現在では、当たり前になっているネット証券は、昔では考えられないものでした。いまや、ネット証券を通じて個人が自分のライフプランに合わせた資産運用を、自在に行える時代となっていますね。


■投資はギャンブルとは全く違う

投資と聞くと、まず、「ギャンブルみたいなものでしょ」と思い込んでいる人もいるようです。投資とは時間をかけて「計画的に」資産を増やしていくもので、短期間に一攫千金を狙うギャンブルとは全く違います。入口と出口を決めて、計画的にコツコツと自分の資産を増やして守っていく事ができる。それこそが投資です。


三井智映子と始める「資産運用入門」は資産運用の基礎を三井智映子の見解でコメントしています。



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