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ダイヤモンドダイニング---ラジオNIKKEI『フィスコ presents 注目企業調査レポート』7月3日放送から


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』7月3日放送において、ダイヤモンドダイニング<3073>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


最初に紹介するのは証券コード<3073>東証1部上場のダイヤモンドダイニングです。

ダイヤモンドダイニング<3073>は、首都圏を中心に多ブランド展開による飲食事業を主力とするとともに、ダーツやビリヤード、カラオケなどのアミューズメント事業も手掛けている。保有ブランドの多様性を生かしたブランドマネジメント制とドミナント展開に特徴がある。6月1日にゼットン<3057>と商業藝術を連結子会社化したことから、現在144ブランド、管理店舗数425店舗を有しています。

「世界一のエンターテインメント企業グループ」をビジョンに掲げ、「VAMPIRECAFE(ヴァンパイアカフェ)」や「アリスのファンタジーレストラン」「ベルサイユの豚」など、個性的な人気ブランドを生み出してきた業態開発力には定評があります。同社は、環境変化に機動的に対応するとともに持続的な成長を実現するために、これまでの成長を支えてきたマルチコンセプト戦略とマルチブランド戦略を融合。両戦略を活用した独自のブランドマネジメント制を導入し、高収益ブランドを軸とした更なる成長に向けてかじを切りました。「アロハテーブル」(ハワイレストラン)等の店舗ブランドを展開するゼットンと資本業務提携し、連結子会社化。「chano-ma」「石塀小路豆ちゃ」等の店舗ブランドを展開する商業藝術の完全子会社化により、2017年6月1日から連結子会社としています。2017年9月1日からは持株会社体制へ移行する予定であり、成長加速に向けて体制が整ってきました。

2017年2月期の業績は、売上高が前期比2.3%増の305億900万円、営業利益が前期比72.2%増の16億4100万円と過去最高の売上高、営業利益、経常利益を更新しました。前期出店分の通年寄与や2017年2月期出店分21店舗が増収に寄与しました。また、国内既存店売上高も前期比101.6%と厳しい業界環境の中で好調に推移しています。利益面でも、原価低減に加えて、販管費の抑制や増収効果により大幅な増益を実現し、営業利益率も5.4%(前期は3.2%)に大きく上昇しました。

2018年2月期の業績予想については、売上高を前期比45.9%増の445億円、営業利益を前期比9.7%増の18億円と増収増益を見込む上方修正を行っています。ゼットンと商業芸術が連結化されて業績面で寄与する見通しです。

また、ゼットンや商業芸術をグループ傘下に入れたことで、ダイヤモンドダイニングは改めて中期経営計画を公表する予定です。「わらやき屋」や「九州熱中屋」などの高収益ブランドを軸とした出店拡大やウェディング事業の本格稼働、海外事業の拡大のほか、非アルコール業態を含む新業態やインバウンド関連などの新規事業への展開により、持続的な成長を目指す方向性をさらに推し進めるものと見られます。今後の成長戦略の進捗に注目が集まっています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送



<SF>

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