タカタ<7312>、一部エアバッグ関連を除く全事業を米国のKSSに譲渡へ

タカタ<7312>は、キー・セイフティー・システムズ社（米ミシガン州、KSS）との間で、タカタが全世界で保有する一部エアバッグ関連を除いた実質的に全ての資産及び事業を同社へ譲渡する旨の基本合意に至った。

タカタは、東京地裁に民事再生手続開始の申立てを行った。また併せて、連結子会社であるタカタ九州株式会社及びタカタサービス株式会社の民事再生手続開始の申立てを行うとともに、海外子会社12社に関しても再生手続開始の申立てを行った。

本件により、KSSは、相安定化硝酸アンモニウム（PSAN）を使用したエアバッグインフレータの製造及び販売に関する一部の資産及び事業を除き、タカタの実質的に全ての資産を取得する。PSAN関連事業については、本件後も、再編後のタカタが運営を継続するものの、段階的に縮小していく予定。

【ニュース提供・日本Ｍ＆Ａセンター<2127>】



＜DM＞