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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:自動運転関連銘柄の中でも比較的小型の原田工業に注目


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年6月19日15時に執筆


『胎動5Gの世界(上)大競争時代再び』というタイトルで、本日の日経新聞朝刊に次世代通信規格である5Gに関する特集が組まれていました。一読された個人投資家の方も多かったのではないでしょうか?

ビジネス紙や経済雑誌のみならず、様々な所で5Gに関する記事が掲載されてきています(5Gに関する詳細は、先日書いた深掘り考察記事をご確認下さい)。

その5G通信技術は、IoTの普及や自動運転技術の確立の為に無くてはならない通信インフラ。特に自動運転に関しては、情報の伝達の正確性とスピードが、実用化への大きな条件となります。

5Gに関するニュースが報道されると、株式市場では5G関連銘柄の物色が色濃くなってきますが、物色が一巡すると自動運転関連銘柄やIoT関連銘柄へと連想物色が期待されます。

大型の銘柄が多い中、自動運転関連銘柄の中でも比較的小型の原田工業<6904>辺りは、個人投資家の方にとっても狙い目の銘柄かもしれません。



■原田工業<6904>の基本情報

自動車用のアンテナで国内首位の原田工業<6904>ですが、日本アンテナ<6930>から自動車用アンテナ事業と子会社を譲渡され、国内外での拠点を拡充しています。

自動運転においては、見通しの悪い交差点などで、車同士がお互いの位置や速度といった情報を無線で送受信し、事故を未然に防ぐ為の車車間通信という技術が必須となります。この車車間通信に必要不可欠なシャークフィンアンテナに強みを持つのが原田工業<6904>となります。

原田工業<6904>は、生産性の向上に注力すると共に、国内外で調達する購入部材や物流費用などの圧縮を徹底して追求中。原価率や販売管理費の改善につながってきており、今後、更に事業コストの圧縮に成功する可能性があります。



■原田工業<6904>のチャート分析

原田工業<6904>の日足チャートを見てみると、

・2017年2月9日の安値617円
・2017年6月2日の安値777円

を結んだラインが下値支持線として存在しています。

4月からは75日移動平均線も下値支持線と同じ水準に存在しており、この水準を強力なサポートラインとして考える事ができます。

一方、5月11日の高値(918円)を当面の上値目処として考えると、この2つのライン(上値目処と下値サポート)の間で徐々に煮詰まってきているチャート形状となっています。

2016年秋には200円台だった原田工業<6904>ですが、すでに800円台から株価4桁を目指す水準まで上昇しています。材料次第では一気に高値ブレイクという流れも十分想定できますので、目を離さずに注視していきたい自動運転関連銘柄のひとつですね。

当ブログでは、個人的に注目しているテーマ関連株情報の深掘り、個別銘柄の分析、世界経済や相場全体の今後の流れ、投資全般に役立つ情報を定期的に発信しています。当記事のチャート付き解説などもありますので、ブログも併せてお読み頂けますとより深くご理解頂けると考えています。

「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、何卒宜しくお願い致します。

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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