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新興市場銘柄ダイジェスト:アンジェスがストップ高、日ダイナミクは年初来高値更新


<3140> イデアインター 1560 +223
大幅反発。一時1600円に乗せ上場来高値を更新した(株式分割考慮後)。親会社のRIZAP−G<2928>とマーケティング戦略の強化及び販売機会の最大化に関する協業方針について合意に至ったと発表している。RIZAP−Gのマーケティング分野におけるノウハウを本格的に導入するほか、グループ各社の持つ幅広い販路及び顧客基盤を活用する。同社は5月の決算発表後に人気化し、足元でもRIZAP−Gとのシナジーへの期待が高い。

<7779> サイバーダイン 1478 +14
7日ぶり反発。VR(仮想現実)技術を手掛けるベンチャー企業のミライセンスに約2億円を出資すると一部メディアが報じている。この報道によれば、サイバーダインは仮想空間の物体に触った感覚などを指先で再現するミライセンスの技術を18年にも導入し、歩行機能が低下した難病患者の治療などに使うロボットの操作性を高めるという。出資比率は10%超となり、取締役の派遣などはしないようだ。

<6769> ザイン 1198 +79
急反発で年初来高値更新。「MIPI CSI-2」インターフェースに直結可能なV-by-One HS新製品「THCV241-Q」を今月より量産出荷すると発表している。イメージセンサはMIPICSI-2インターフェースを搭載することが一般的となっているが、MIPI CSI-2インターフェースは規格上撮像データの伝送距離に制約が生じるという。THCV241-QはMIPI CSI-2インターフェースをV-by-One HSインターフェースに変換することで伝送距離を15mまで大幅に伸ばせる。

<6666> リバーエレテク 576 -94
一時ストップ安。東証が信用取引に関する臨時措置を実施している。本日売買分から委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)とされている。また、日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を30%から50%(同20%)とした。同社は6月5日、32.768kHzの音叉型水晶振動子において世界最小サイズの「TFX-05」を開発したと発表し、人気化していた。

<4783> 日ダイナミク 758 +100
ストップ高で年初来高値更新。政府が6月13日、自転車活用推進本部の初会合を開いたと伝わっており、自転車関連銘柄として同社に物色が向かったようだ。同社はパーキング事業で駐輪場管理システムなどを提供している。報道によれば、同会合では1年後をメドに自転車の総合的な活用推進計画を初めて作成することを確認したという。本部長の石井国土交通相は記者会見で「政府全体で自転車推進の課題に取り組む」と述べたもよう。

<3962> チェンジ 6260 +80
後場に一時6760円まで急伸し年初来高値更新。『「ICTスキル総合習得プログラム」の開発に係る調査研究等について』の請負契約を総務省と締結したと発表している。この契約に基づき、同社は17年度においてICT人材育成に資する教材開発を行う。本事業によって開発された教材は、誰もが無償で閲覧、学習できるICTスキルの標準教材として利用することができ、日本国内におけるICTスキルの向上に貢献することが期待されるとしている。

<4563> アンジェス 703 +100
3日連続のストップ高。直近2日はストップ高比例配分となり、本日は3日ぶりにザラ場で売買が成立したが、直後にストップ高水準まで上昇し買い気配が続いた。今年10月をメドに国内初となる遺伝子治療薬の製造販売承認を申請すると先週末に一部メディアで報じられ、引き続き材料視されたようだ。この報道によれば、同社は実用化を進めている「ベペルミノゲン」を重症虚血肢の薬として申請し、18年にも発売を目指すという。




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