アンジェス Research Memo(4):HGF遺伝子治療薬の医師主導型臨床研究で6例目の投与が開始(2)
3. 高血圧DNAワクチン
DNA治療ワクチンの1つとして、高血圧症を対象としたDNAワクチンの開発を進めている。大阪大学の森下教授の研究チームにより基本技術が開発されたもので、昇圧作用を有する生理活性物質アンジオテンシン2に対する抗体の産生を誘導し、アンジオテンシン2の作用を減弱させることで、長期間安定した降圧作用を発揮するワクチンとなる。
高血圧治療薬の市場規模は国内だけでも5,000億円以上、世界では数兆円規模となっており、この一部を代替することを目指している。現在主力の治療薬としてはARB(アンジオテンシン2受容体拮抗薬(経口薬))があるが、毎日服用する必要があるほか薬価も高い。このため、発展途上国では医療経済上の問題から使用が限定的となっている。一方、同社が開発するDNAワクチンは1回の治療で長期間の薬効が期待できるため、トータルの治療コストは低くなる可能性があり、開発に成功すれば発展途上国も含めて普及拡大が期待される。
同社では第1相臨床試験を2017年半ばにオーストラリアで開始すべく、関係当局と協議を進めている段階にある。第1相臨床試験は小規模なものとなり、安全性や副作用等の確認を行う。前臨床試験では、特に問題は見られなかった。同プロジェクトに関しては、海外のグローバル製薬企業の関心も高く、POCを取得した段階でライセンス契約が決まる可能性もあるだけに、今後の開発動向が注目される。
なお、DNAワクチンに関しては出資先であるVicalと2016年12月に戦略的事業提携契約を締結している。アンジェスはDNAワクチン分野を、遺伝子治療薬及び核酸医薬に次ぐ第3の柱として育成していく考えで、そのためにDNAワクチンで長年の経験と広範な知識・開発ノウハウを持ち、製造設備も保有するVicalは最良のパートナーと判断したためだ。同社は今後、VicalとDNAワクチン分野での研究開発、製造、薬事などを対象に幅広く事業協力を進めていく。
なお、高血圧DNAワクチンについては、犬慢性心不全を対象とした動物用医薬品としての開発※を行っているほか、東京大学医学部附属病院の寄付講座において、脳梗塞や心筋梗塞の発症率を低下させる効果があることなども研究成果として挙がっており、同病院の研究グループにて論文も発表されている。
※大日本住友製薬<4506>の子会社、DSファーマアニマルヘルス(株)と2015年10月に共同開発契約締結を発表している。
4. その他パイプライン
(1) エボラ出血熱抗血清製剤
エボラ出血熱に対する抗血清製剤の開発を2015年より進めている。エボラ出血熱ウイルスのタンパク質をコードとするDNAワクチンをウマに接種し、その血清に含まれる抗体を精製して抗血清製剤を製造する。DNAワクチン技術を保有するVicalより国内の独占的開発販売権を取得し、現在は、ワクチンと感染症の研究開発で世界有数の施設を持つカナダのサスカチュワン大学と共同で、本製剤の特性、品質の検証を進めている段階にある。既に試験管レベルでの薬効は確認されており、今後動物試験での検証を行う計画となっている。主に罹患者の治療用や感染リスクの高い医療従事者等の携帯用、備蓄用等の緊急対策用の需要を想定している。
(2) 慢性B型肝炎遺伝子治療薬
新たな開発パイプラインとして同社は、提携先であるVicalと慢性B型肝炎遺伝子治療薬の共同開発を行うことで合意し、2017年4月4日付で契約締結したことを発表した。今後、1年程度をかけてマウスを使った実験を共同で実施し、同遺伝子治療薬の薬効を確認していく。効果が確認された場合には、次の段階に進むことになるが、同社は今回の契約により、日本における開発・販売権を対象とした優先交渉権を獲得している。
B型肝炎の持続的な感染者(キャリア)は国内だけで130万人以上、世界では約3.5億人と言われており、その多くは発症していないが、一部の感染者は慢性肝炎を発症し、肝硬変や肝臓がん等の重篤な疾患に至る場合がある。現在の標準的な治療としてはウイルス活動を抑制する抗ウイルス剤の投与が行われているが、完治はせず患者は生涯、薬剤を服用する必要がある。これに対して今回、共同開発する遺伝子治療薬は完全治癒を目的としたもので、Vicalが持つ遺伝子導入技術を使って特定のDNA断片を肝臓の細胞内に取り入れ、B型肝炎ウイルスを排除することを目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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