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【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2017年3月期通期決算(1/7)



このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2017年3月期の通期決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。7本に分けたコンテンツの1本目です。

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司会:この時間はスパークス・グループの2017年3月期決算の総括、そして2018年以降の展望について代表取締役社長でCEOの阿部とともにお伝えしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
阿部:よろしくお願いします。
スパークス・グループの阿部修平です。

司会:では阿部社長、まず2017年3月期の総括からお願いします。
阿部:2017年3月期、まずは期初目標としていたグループの預かり資産残高(AUM)2000億の増加が達成できなかったということについて、株主の皆さんにお詫びを申し上げたいと思います。
さらに、AUM全体が平均運用資産残高(平残)で2016年3月期比でマイナスで終わってしまったことについては、私どもも非常に残念であると同時に、期待していただいた多くの株主の皆さんの期待を裏切り、まずもって、お詫びをすることから私の話としたいと思います。
AUMというのは私たちの将来を示唆する最も重要な指標ですが、AUMになかなか見えてこない、中身。本当の地力が、ついてきてるということを私は、はっきりと確信しています。
AUMがどんどん増えていくという姿こそが、本来、株主の皆さんに見ていただかなければいけないことですが、その達成ができない中でも、私たちの力は確実に強くなっており、収益力は確実に高まっていることを、今日、皆さんにご説明申し上げればというに思っております。

司会:それは、AUMは減ったが、営業利益では若干の増益となったところに、ポイントがあるということですね。
阿部:その通りです。本来AUMが減るとは、一般企業でいうと売上高が減って利益が減ることになります。それが、スパークスの場合は、より収益性が高い、非常に安定性のある日本でのAUMが増える一方、韓国等の収益性があまり高くないAUMが減ったことで、AUM全体の収益力が大きく改善しました。

司会:韓国のAUMは平残では4割近く減って、アジア全域部門では約3割減っております。しかし手数料率の高い日本では、平残が増えたことで、全体の利益率が上昇しました。
阿部:ここでぜひ見ていただきたいのは、日本のAUMが2017年3月末時点で8000億円を超えてきていることです。
これは2016年3月期末との比較で10%の上昇です。平残で言うと、13.3%の増加です。これが全体のAUMが減っていく中で収益力が改善したことの最も大きな理由です。
スパークスは、日本のアセットの収益力が韓国やその他地域の収益力を大きく上回っています。
今期から私は、韓国の収益力を日本並みに引き上げて成長力を加速させたいと思っています。ただ、成長のエンジンは、引き続き日本の資産を増やし、日本の投資家のために役立つことです。日本はじめ全ての地域で本当に役立つ投資会社になりたいです。

司会:では、次のスライドです。
四半期ごとの利益推移を見ますと、全四半期において、前年同期比でプラスになりました。
阿部:四半期ごとに見ても、収益力が確実に改善しているというのは、このグラフで見ていただける通りです。
収益をとにかく上げるということと並行して企業で言えば売上高であるAUMを大きくし株主の皆さんに、スパークスの将来に確信を持っていただきたいです。

(2/7)に続く



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