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ディフェンシブ株が強いことに気付いているか?~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラントジャーナルのコラムで「ディフェンシブ株が強いことに気付いているか?」という興味深い記事を見つけましたのでご紹介します。

日経平均は、上値が重く今週はレンジの下限での値動きとなっています。テーマ株が循環して買われるという去年の相場とも雰囲気が違います。そこで、私たちが見過ごしがちな「ディフェンシブ株」について解説している点が注目です。

記事では、『ディフェンシブ株の特徴としては「業績モメンタムに大きな変化がない」「際立って高い流動性はない」「イメージが地味」「株主優待が人気(のものが多い)」などが挙げられるが、結果的に「売りが少ない」こと』が株価の上昇の理由だとしています。

例えば、『外国人投資家や国内機関投資家が多く手掛ける、ディフェンシブ株の中では流動性が高い(=買いも多いが売りも多い)「明治ホールディングス<2269>」や「JT<2914>」はほとんど上昇していない』ことから分かるように、『比較的「売りが少ないディフェンシブ株」が上昇している』とのことです。

その他、ディフェンシブ株で注目すべき点は、『トレンドの継続性』と『意外高』です。『ディフェンシブ株の王道といえば薬品株だが、「武田薬品工業<4502>」が足元動きを見せており、「塩野義製薬<4507>」、「中外製薬<4519>」、「協和発酵キリン<4151>」等は高値圏にある。食品株の「日清オイリオグループ<2602>」、「アリアケジャパン<2815>」などもほぼ目立たない格好で高値を付けている』と、意外と高くなっていた点に私たちの見落としがあるようです。『日々のボラティリティはそれほど高くないことから注目度が低いディフェンシブ株だが、これだけの動きを見せているとなると注目しないわけにはいかないだろう』と記事では締めくくっています。その他、トイレタリー株や日用品周辺株、ビール株などにも言及しています。
なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の3月31日付のコラム「ディフェンシブ株が強いことに気付いているか?」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。
フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子




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