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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株ファイター:今年注目されている有機EL関連銘柄


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏(ブログ「株ファイターの株報道」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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2017年2月19日13時に執筆

今年に入り有機EL関連が騒がしくなっているぞ。
その理由の1つに、中国企業がスマートフォンなどに使う有機ELパネルに2兆円を超える集中投資を始めたという報道が出たことが挙げられるだろう。

有機ELは、約25年前にアメリカの研究者が有機物を非常に薄い層に形成することで光を得ることに成功したのが始まりとされている。
現在では主に有機ELディスプレイや有機EL照明として活用されているぞ。

有機EL照明
LED照明に比べて「目に優しく、軽くて薄い」次世代照明として注目されているのが有機EL照明だ。
それ以外にも優れている点は多々あるぜ。
・ブルーライトによる目への影響が少ない。
・曲げやすくデザインの自由度が高い。
・ムラのない均一な面発光を保てる。
2017~18年にかけてコストも安くなる見通しとなっていることから、今後LED照明に代わって伸びる商品となるはずだ。

有機ELディスプレイ
スマートフォンやテレビなどでよく使用されている液晶ディスプレイと同じように、機器を薄い板状にすることが可能な薄型ディスプレイのことだ。
特徴として挙げられるのが
・低い消費電力で高い輝度やコントラストを得ることが可能。
・視認性、応答速度、薄さ、軽量などの点で優れている。
・柔らかい面や曲がった面を表示面とすることができる。
これらの特徴を生かすことで、今までにないスマートフォンなどが開発されることが予想できる。
さらに、今年9月に発表されるであろうアップルのiPhone8(仮称)に、有機ELディスプレイが搭載されるのはほぼ間違いないと言われており、より一層有機ELが注目されているぞ。

製造装置など有機EL生産を影で支える裾野企業が日本には目白押しとなっていることもあり、関連銘柄をいち早くチェックしてもいいはずだぜ。

有機EL関連銘柄

<6753>シャープ
台湾・鴻海精密工業の傘下に入ったシャープだが、2019年にもスマホ向け有機ELパネルを中国で生産する意向と伝わっており、有機EL関連銘柄として注目を浴びることが考えられる。

<7751>キヤノン
子会社のキヤノントッキは有機ELの蒸留装置を世界でもほぼ独占的に手がけている。
納入まで2年待ちの装置もあるそうだ。

一言

他国で生産されている有機ELパネルも、日本企業の技術に支えられて生産されている。
そんな優良銘柄に、日本を応援する意味でも積極的に投資していくのも面白いはずだ。


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執筆者名:株ファイター
ブログ名:株ファイターの株報道


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