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ダイコク電機---3Q四半期純利益は92.2%増の12.16億円、同日に下方修正を発表も通期では黒字転換を見込む


ダイコク電機<6430>は13日に2017年3月期第3四半期累計(16年4-12月)決算を発表。売上高が前年同期比14.2%減の333.96億円、営業利益が同13.2%増の17.51億円、経常利益が同14.1%増の18.89億円、四半期純利益が同92.2%増の12.16億円となった。

パチンコ業界の新店・改装店舗数が減少傾向を辿る厳しい環境の中、引き続き情報システム事業の商品販売が苦戦。制御システム事業では、パチンコ遊技機メーカーの計画変更に伴って複数機種に期ズレが発生し、減収を余儀なくされた。一方、情報システム事業において、パチンコホール経営企業が日々の営業戦略の策定に活用する分析ツール「C2-SISサービス」を中心とした会費制サービスの加盟店舗数及び、新製品の新型情報公開端末「REVOLA」の販売は順調に推移したことと、制御システム事業のパチスロ遊技機の販売が大幅に増加した等により、各利益項目は増益で着地した。

なお同日、17年3月期通期の連結業績予想の修正を発表。売上高が前期比12.8%減の410.00億円、営業利益が3.00億円(前期は8.94億円の損失)、経常利益が5.00億円(同7.49億円の損失)、当期純利益が2.00億円(同16.76億円の損失)としている。

情報システム事業においては、16年12月末を期限とした「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」の回収・撤去の影響によるパチンコホールの新店・改装が大幅に減少したことにより、製品販売が年初計画を下回る見込みのため。制御システム事業においては、パチンコ遊技機メーカーの販売計画の見直しにより、年初計画に対してパチンコ表示ユニット5機種が来期以降にずれ込む見込みとなったことと、パチスロ遊技機において1機種の販売を来期に変更したことで、減収の見込みとなったため。なお従来の通期予想の売上高は500.00億円、営業利益は10.00億円、経常利益は10.00億円、当期純利益は6.00億円だった。




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