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リソル Research Memo(6):営業利益は前年同期比9.2%減の971百万円


■業績

(1)第2四半期業績

リソルホールディングス<5261>の2017年3月期第2四半期(4月−9月期累計)連結業績は、売上高が前年同期比3.5%増の11,375百万円、営業利益が同9.2%減の971百万円、経常利益が同10.0%減の883百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同9.2%減の734百万円となった。セグメント別では、開発事業、福利厚生事業、リゾート関連事業の売上高が前年同期を下回ったものの、ゴルフ運営事業及びホテル運営事業が増収に大きく寄与した。特に、「ホテルリソル函館」において、北海道新幹線の開通に合わせて実施した館内施設のリノベーションや新サービスの提供開始で、売上げが大幅に増加したもよう。セグメント利益でも、ホテル運営事業がインバウンドの集客効果やビジネス需要の増加を受けて客数・客単価ともに増加し前年同期比40.3%増と大きく拡大。しかしながら、これらの増益要因がリゾート関連事業、ゴルフ運営事業、開発事業、福利厚生事業の減益要因を補えず、連結では減益となった。なお、営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期の30百万円の支出から476百万円の収入に転換した。

同社は、第2四半期の業績は想定内ということから、通期連結業績予想の売上高22,000百万円(前年比4.6%増)、営業利益1,600百万円(同19.9%増)、経常利益1,500百万円(同24.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,300百万円(同28.0%増)、1株当たり期末配当予想の5円を据え置いた。

(2)通期連結決算

2016年3月期連結業績は、売上高が前期比6.7%増の21,030百万円、営業利益が同65.0%増の1,334百万円、経常利益が同63.1%増の1,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同26.3%増の1,015百万円となった。ゴルフ運営事業、ホテル運営事業、開発事業は、増収増益となったが、福利厚生事業及びリゾート関連事業は、減収減益となった。

(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)



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