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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、143円台は買戻しに期待


本日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い動きが予想されます。米経済指標が振るわない場合、FRBの利下げ観測が強まりドルが売られる可能性がありますが、同時に値ごろ感から買い戻しも入りやすい状況です。前日は貿易交渉の進展期待からドルが買われたものの、その後の7月利下げ観測でドル安に振れました。本日アジア市場でもドル売りが進みましたが、値ごろ感から143円後半に回復。また、今晩発表される米ISM製造業景況指数やJOLTS求人件数の結果により、FRBの緩和政策への期待が高まる可能性があります。ただし、パウエル議長が慎重姿勢を示せば、過度なドル売りは避けられるでしょう。加えて、貿易協議の進展や高関税政策への懸念が和らぐ中、ドルは引き続き選好されやすい傾向にあると見られます。

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、143円台は買戻しに期待 1日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米経済指標が低調なら連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げ観測につながり、ドル売り先行の見通し。ただ、ドルは下値で値ごろ感から買戻しが入り、下げづらい展開となりそうだ。

前日はカナダとの関係改善を受け、主要貿易相手国との交渉が進展するとの期待感が広がり、ドル買い先行。その後は米FRBの7月利下げ観測で金利安・ドル安に振れ、ユーロ・ドルは1.17ドル付近から1.1780ドル付近に浮上、ドル・円は144円50銭付近から144円付近に沈んだ。本日アジア市場でドル売りはさらに進み、一時143円
半ばまで下値を切り下げた。ただ、値ごろ感からドルに買戻しが続き、143円後半に
戻した。


この後の海外市場は金融政策や貿易協議がテーマ。今晩発表のISM製造業景況指数
やJOLTS求人件数が予想通り前回から悪化すれば、FRBによる緩和的な金融政策への
思惑が広がりやすい。ただ、パウエルFRB議長が緩和的な政策に慎重なら、過度なド
ル売りを回避しそうだ。また、貿易協議の前進や法的な課題の解消に向けトランプ
政権の高関税政策に対する懸念も和らぎ、ドルは選好されやすい。イランの核開発
関連協議が進まず、ドル買いは根強いだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・6月製造業PMI改定値(予想:49.4、速報値:49.4)
・17:30 英・6月製造業PMI改定値(予想:47.7、速報値:47.7)
・18:00 ユーロ圏・6月消費者物価指数(予想:前年比+2.0%、5月+1.9%)
・22:45 米・6月製造業PMI改定値(予想:52.0、速報:52.0)


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