starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米FOMCを前にインフレ圧力を注視


現在、欧米外為市場ではドル・円の底堅い値動きが予想されています。中東情勢の緊張が多少和らいだことから、一時的なドル買いの勢いが落ち着きましたが、依然として有事のドル買いの動きが根強く見られます。イスラエルとイランの対話が報じられ、ドルは一時的に売られる場面もありましたが、ユーロ・ドルが下落する中、ドル・円は再度値を上げています。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を控え、原油価格の上昇がインフレ圧力として注目されており、政策決定への影響が懸念されています。このため、ドルは売りづらい状況です。市場は引き続き中東の情勢とFOMCの政策決定に注目しています。

*16:40JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米FOMCを前にインフレ圧力を注視 17日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。中東情勢への過度な懸念は和らぎ、有事のドル買いは一服の見通し。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を前に原油高の影響が注視され、ドルは売りづらい。

イスラエルとイランの軍事衝突で緊張が高まるなか、前日はイラン側が対話を求めているとの報道が好感された。ただ、ドルは安堵によりいったん売られたが、「有事の買い」は根強く、ユーロ・ドルは1.1610ドル台から1.1550ドル台に失速、ドル・円は143円60銭台から144円80銭台まで1円超値を上げた。本日アジア市場は日銀金融政策決定会合で政策金利据え置きも、ドル・円は上値の重さを嫌気した売りが一時強まった。

この後の海外市場は引き続きイスラエルとイランの戦況を注視する展開。中東情勢の不安定化で引き続きドルに買いが入りやすいものの、対話による収束への期待感が広がればドル売りに向かうだろう。トランプ政権の不安定な関税政策の継続も、ドル売りを後押し。一方、本日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利据え置きが織り込まれる。足元の原油高はインフレ圧力として意識され、政策決定への影響をにらみドルは売りづらい。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独・6月ZEW景気期待指数(予想:35.0、5月:25.2)
・21:30 米・5月小売売上高(予想:前月比-0.6%、4月:+0.1%)
・21:30 米・5月輸入物価指数(予想:前年比+0.1%、4月:0.0%)
・22:15 米・5月鉱工業生産(予想:前月比0.0%、4月:0.0%)
・23:00 米・4月企業在庫(予想:0.0%、3月:+0.1%)


<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.