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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の底堅さを見極め~


本日13日の前場で注目すべきは、ハイテク株の底堅さ、東建コーポレーションの業績動向、そしてNECの中期計画です。米国市場が上昇した影響で、日経平均株価もやや買いが先行する見通しですが、中東情勢の不安や米中貿易摩擦の影響が懸念されています。一方、オラクルの決算が予想を上回り、AI関連の需要が強いため、ハイテク株の底堅さが注目され、アドバンテストなどが東京市場でも注目されるでしょう。防衛関連株への物色も根強いようです。東建コーポレーションは、2025年4月期の営業利益が前期比70.7%増となりましたが、来期は5.1%の減益を見込んでいます。NECは次期中計で10兆円規模を視野に入れており、時価総額は5兆円を超えています。これらの材料が前場の株式市場に影響を与えると見られます。

*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の底堅さを見極め~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。


■ハイテク株の底堅さを見極め
■東建コーポ、25/4営業利益 70.7%増 222億円、26/4予想 5.1%減 211億円
■前場の注目材料:NEC、次期中計で10兆円視野、時価総額5兆円超え


■ハイテク株の底堅さを見極め

13日の日本株市場は、こう着感が強まりやすいと考えられるが、底堅さは意識される相場展開になりそうだ。12日の米国市場は、NYダウが101ドル高、ナスダックは46ポイント高だった。中東情勢の悪化を警戒した売りが先行したが、5月の米卸売物価指数(PPI)は予想を下回る伸びにとどまったことで、年内の利下げ期待が高まり、上昇に転じた。シカゴ日経225先物は大阪比30円高の38180円。円相場は1ドル=143円40銭台で推移している。

日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。6月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を無難に通過してくると考えられ、38000円辺りが支持線として意識されやすいだろう。週末要因から積極的な売買は手控えられそうだが、200日線に接近する局面では押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。

日経225先物はナイトセッションで節目の38000円を割り込む場面もみられたが、200日線、25日線が支持線として機能していた。中東の地政学リスクの高まりがリスク回避に向かわせやすい。米中の貿易摩擦悪化への警戒は和らいだものの依然として不透明である。また、トランプ米大統領は、輸入自動車に課している25%の追加関税をさらに引き上げる可能性を示唆した。トランプ大統領の発言に振らされやすいなかでは、上値追いを慎重にさせそうだ。

なお、米国ではオラクルが予想を上回る決算や見通しが評価され、13%を超える上昇で上場来高値を更新した。AI需要の強さを示したとして、他のハイテク株に買いが波及する動きをみせており、東京市場においてもアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の底堅さが意識されそうだ。そのほか、防衛関連への物色は根強いと考えられる反面、トランプ大統領の発言を受けて、自動車株は手掛けにくいだろう。そのほかは、AI関連などの中小型株には個人主体の資金が向かいそうだ。


■東建コーポ、25/4営業利益 70.7%増 222億円、26/4予想 5.1%減 211億円

東建コーポ<1766>が発表した2025年4月期業績は、売上高が前期比7.6%増の3666億4000万円、営業利益は同70.7%増の222億5800万円だった。不動産賃貸事業においては、管理物件数の増加に伴うサブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による入居者様からの家賃収入及び管理料収入等が増加。建設事業においては、前連結会計年度の受注高が増加したことにより、完成工事高は前年同期と比較して増加している。2026年4月期業績は、売上高が前期比5.5%増の3868億7900万円、営業利益は同5.1%減の211億3300万円を計画。


■前場の注目材料

・NYダウは上昇(42967.62、+101.85)
・ナスダック総合指数は上昇(19662.48、+46.60)
・SOX指数は上昇(5249.15、+16.62)
・シカゴ日経225先物は上昇(38180、+30)
・米長期金利は低下


・NEC<6701>次期中計で10兆円視野、時価総額5兆円超え
・三菱地所<8802>英不動産ファンド買収、欧で投資強化
・H.I.S.<9603>ウーバーと提携、業務渡航・団体旅行の利便性向上
・キユーピー<2809>幼児食撤退、来年8月、販売減とコスト高響く
・共英製鋼<5440>ベトナムに圧延工場、一貫体制で供給拡大
・メタルアート<5644>磁石レスモーター搭載の電動駆動装置
・住友理工<5191>防振ゴム、レクサス「LX」に供給
・豊田合成<7282>2輪用エアバッグ開発、衝突試験検証
・オカダアイヨン<6294>油圧ショベル用大・小割機を開発、溶接レス・高破砕力
・ニコン<7731>フィルム印刷で新ラボ、曲がるデバイス試作支援
・パナソニックHD<6752>DC向け液冷ポンプ参入、寿命3倍3万時間
・キヤノン<7751>SPADセンサー開発、高照度撮影の白飛び解消
・富士通<6702>7月に新興ファンド2号、総額150億円
・東ソー<4042>山口に合成ゴム新工場、750億円投資
・西部ガス<9536>e-メタン地産地消、西部ガスなど、北九州で実証開始
・中部電力<9502>水を張らずにコメ栽培、愛知で実証


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