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注目銘柄ダイジェスト(前場):日野自、物語コーポ、ポートなど


本日の前場で注目された銘柄の動向をまとめます。エアウォーターは新中期計画に基づく収益性向上方針を評価され、野村證券が投資判断を「バイ」とし、株価目標を引き上げ大幅反発しました。三越伊勢丹は、インバウンド売上減速を折り込みつつ株価は割安と評価され、投資判断が上方修正され株価が続伸しています。物語コーポは既存店売上高が前年同月比11.7%増となり、12カ月連続の成長で株価が大幅続伸しました。日野自は三菱ふそうとの経営統合が発表され希薄化懸念から株価が続落。ポートは自社株買い発表により3日続伸しています。これらの動向は各企業の経営方針や市場の期待を反映しています。

*11:44JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日野自、物語コーポ、ポートなど エアウォーター<4088>:2095.5円(+100円)
大幅反発。前日に公表された中期計画を受けて、野村證券では投資判断「バイ」を継続し、目標株価を3230円から3620円に引き上げている。見直しの動きへとつながっているようだ。野村證券では、経営の重点が量から質に変化し、収益性向上に徹底的に取り組む方針が示されたことは望ましい変化と評価のもよう。中長期では、インドや北米の産業ガス、半導体関連などで成長が期待できると指摘している。


三越伊勢丹<3099>:2368円(+138円)
大幅続伸。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価は2850円を継続している。インバウンド売上の減速を織り込んでも収益性は高く、株主還元の強化なども踏まえると株価は割安感が強いと考えているもよう。インバウンド売上は前年の高ハードルが落ち着く8月以降の持ち直しに注目としているほか、引き続き、経費構造改革、アプリや外商を通じた海外富裕層の取り込みなどの施策にも期待としているもよう。


物語コーポ<3097>:3900円(+230円)
大幅続伸。前日に5月の月次動向を発表している。国内直営店+FC店の既存店売上高は前年同月比11.7%増となり、12カ月連続でのプラス成長、かつ、11カ月ぶりの2ケタ成長となっている。客数が同7.6%増と伸長する形に。焼肉部門が一転2ケタ増に回復しているほか、ラーメン、お好み焼、ゆず庵、専門店などの各部門は揃って売上成長が続く形になっている。


コスモス電<6772>:7810円 カ -
ストップ高買い気配。Bourns Japan Holdingsが完全子会社化を目指したTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明するととともに、TOBへの応募を推奨としている。TOB価格は8075円で前日終値比18.6%のプレミアムとなっており、同価格へのサヤ寄せを目指す動きが先行へ。公開買付者に出資するBourns社は、多数のエンドマーケット向けに電子部品の幅広いポートフォリオを製造供給する米国企業であるようだ。


日野自<7205>:371.3円(-75.5円)
大幅続落。三菱ふそうと経営統合で最終合意したと発表している。両社が傘下に入る持ち株会社は、トヨタと独ダイムラーが各25%を出資する主要株主となるもようで、26年4月1日の上場を目指している。なお、統合前にトヨタを引受先とした第三者割当増資を実施するとも発表、普通株、種類株を合わせた希薄化率は77.80%となるもようであり、売り材料へとつながっているようだ。


ポート<7047>:1807円(+168円)
大幅に3日続伸。20万株(3億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.50%。取得期間は11日から7月17日まで。現状の株価水準を鑑み、資本効率の向上による株主価値の向上を図るとともに、今後のM&A等の積極的なコーポレートアクションに備えることが目的。また、M&A戦略を成長戦略の柱として位置付けるなどとしたM&A戦略に関する資料を開示している。


アスカネット<2438>:451円(+11円)
大幅に続伸。26年4月期の営業利益予想を前期比150.5%増の4.35億円と発表している。葬儀DXサービスの普及を推進することに加え、新機能の開発・リリースでサービス単価の向上を目指す。また、ウェディング用写真集でプロフェッショナル人材を採用して体制を強化する。同時に発表した25年4月期の営業利益は61.2%減の1.73億円で着地した。フォトブック事業や空中ディスプレイ事業の苦戦が響いた。


グリーンエナ<1436>:2192円(+30円)
大幅に続伸。26年4月期の営業利益予想を前期比28.8%増の7.00億円と発表している。太陽光発電施設や系統用蓄電所の開発拡大に注力するほか、生産性追求も強化して営業利益率の向上も進める。年間配当予想は14.00円(前期は13.00円)に増額した。同時に発表した25年4月期の営業利益は5.7%増の5.43億円で着地した。また、子会社が関西圏に本社を置く企業と和歌山県有田郡での系統用蓄電池施設の受注契約を締結したことも明らかにしている。 <ST>
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