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NY債券:米長期債相場は続落、5月米雇用統計は予想をやや上回る


6日、米国長期債の相場は続落しました。これは、米労働省が発表した5月の非農業部門雇用者数が市場予想をやや上回る13.9万人の増加を示し、失業率が4.2%で変わらなかったことを受けての動きです。この結果、米中貿易協議の進展期待もあり、安全逃避としての債券への買いが減る傾向となり、9月以降の利下げ再開の可能性が高まりました。CMEのFedWatchツールでは、9月および10月のFOMC会合でのFF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率がそれぞれ61%、80%とされています。米10年債利回りは、米雇用統計発表後に上昇し、最終的に4.506%近辺へと引き上げられました。

*06:41JST NY債券:米長期債相場は続落、5月米雇用統計は予想をやや上回る 6日の米国長期債相場は続落。米労働省がこの日発表した5月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+13.9万人で増加幅は市場予想をやや上回った。失業率は4.2%で横ばいだった。雇用情勢は特に悪化していないこと、米中貿易協議の進展が期待されていることから、安全逃避の債券買いは縮小。米国の利下げ再開は9月以降となる可能性が一段と高まった。

CMEのFedWatchツールによると、9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は61%程度。10月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は80%程度。10年債利回りは4.391%近辺で取引を開始し、一時4.372%近辺まで低下したが、米雇用統計発表後に上昇。米国市場の終盤にかけて4.512%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.506%近辺で推移。

イールドカーブは若干のフラットニング気配。2年-10年は47.3bp近辺、2-30年は93.50bp近辺で引けた。2年債利回りは4.04%(前日比:+12bp)、10年債利回りは4.51(前日比+12bp)、30年債利回りは、4.97%(前日比:+9bp)で取引を終えた。

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