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東京為替:ドル・円は堅調、ドルに買戻し


3日午前の東京市場では、ドル・円は一時的な下落後に買い戻しが入り、143円25銭まで上昇した。この動きは、142円台での値ごろ感からの買い戻しによるものであり、円相場の下値の堅さが意識されている。また、日経平均株価がプラスで推移し、円売りが続いている。豪準備銀行は議事要旨で、世界経済の動向を受け、金利引き下げの必要性を示唆したが、現時点での大幅な引き下げには慎重な姿勢を示した。日銀の植田総裁は、景気回復を見込むものの、通商政策の影響で成長が鈍化する可能性を指摘し、為替市場の安定を重視する姿勢を見せた。

*12:06JST 東京為替:ドル・円は堅調、ドルに買戻し 3日午前の東京市場でドル・円は堅調。142円37銭まで下落後は持ち直し、一時143円25銭まで値を上げた。142円台は値ごろ感から買戻しが入りやすく、下値の堅さが意識されている。一方、日経平均株価はプラスで推移し、株価にらみの円売りが続く。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円37銭から143円25銭、ユーロ・円は163円07銭から163円71銭、ユーロ・ドルは1.1418ドルから1.1464ドル。
【要人発言】
・豪準備銀行・議事要旨(5月19日-20日開催分)
「前回会合以降の世界経済の動向は金利引き下げの必要性を強固なものにした」
「もはやこれほど引き締める必要はないという点で一致」
「下振れリスクへの対応としても金利の引き下げが適切であると判断」
「今後は入手可能なデータとリスク評価の進展に基づいて行われることを確認」
「今回の会合で50bpの引き下げを行うのに十分であるとは考えられない」
「金融政策を拡張的スタンスに移行する時期ではないと判断」
・植田日銀総裁
「景気は一部に弱めの動き見られるが、緩やかに回復」
「先行きは各国通商政策などの影響受けて成長は鈍化する」
「賃金上昇の転嫁やコメなど食料品価格上昇で物価は3%半ば」
「金融・為替市場や日本経済・物価への影響を十分注視」
「現在の実質金利は極めて低水準にある」
「利上げを決め打ちしているつもりない」
「為替レートを特定の水準に誘導する政策はしていない」
「為替相場はファンダメンタルズ反映し、安定推移が重要」
・中村康治・日銀理事
「企業の積極的な賃金・価格設定がさらに広がり、予想物価上昇率は緩やかに上昇」
【経済指標】
・日・5月マネタリーベース:前年比-3.4%(4月:-4.8%)
・豪・1-3月期経常収支:-147億豪ドル(予想:-120億豪ドル、前期:-125億豪ドル→-163億豪ドル)
・中・5月財新製造業PMI:48.3(予想:50.6、4月:50.4)


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