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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米FOMC議事要旨受けドルに買戻しも


28日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きが予想される。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が利下げに慎重な姿勢を示せば、ドルの買い戻しが期待される一方で、欧米貿易交渉と米財政運営の不透明感がドルの積極的な買いを抑制する要因となる。前日の米経済指標が改善を示すも、ドル買いは限定的。耐久財受注や消費者信頼感指数の改善にもかかわらず、ドル・円は上昇基調を保ちつつも勢いに乏しい。今後は、米高関税政策と財政収支に焦点が当たるが、大型減税法案の影響で財政悪化への警戒が強く、金利上昇がドル売りを後押しする可能性がある。ただし、FOMC議事要旨で追加利下げが遠のく展開になれば、ドルは下げにくい状況が見込まれる。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米FOMC議事要旨受けドルに買戻しも 28日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。欧米貿易交渉や米財政運営の不透明感で、ドルは積極的に買いづらい。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で利下げに慎重ならドル買いが見込まれる。

前日発表された米経済指標で耐久財受注は前回から改善したほか、消費者信頼感指数は6カ月ぶりにプラスへ転じた。減速懸念の一服も米長期金利は小動きとなり、ドル買いは限定的。それを受けユーロ・ドルは1.1370ドル台から1.1320ドル台まで下落後は下げ渋り、ドル・円は144円40銭台まで上昇後は伸び悩んだ。本日アジア市場は債券安(金利高)で円買いが先行後、仲値後のドル買い後も月末のフローが続き、ドル・円は上昇基調を維持した。

この後の海外市場は米国の高関税政策と財政収支をにらむ展開。欧米貿易交渉の行方は不透明で、積極的なドル買いを抑える要因になりやすい。また、大型減税法案をめぐり財政悪化への警戒は根強く、金利高(債券安)ならドル売り地合いとなりそうだ。ただ、今晩公表の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で追加利下げが遠のけば、ドルは下げづらいだろう。もっとも、日米関税協議でのドル高・円安是正の思惑は継続しており、ドル・円は方向感が出にくいだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表


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