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欧米為替見通し: ドル・円は弱含みか、米国債格下げ消化と円安是正の観測で


19日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開になると予想されています。これは、前週末の米国信用格付け引き下げを消化する過程で、ドル売りが進むためです。また、今週予定されている日米財務相会談へ注目が集まっており、円買い圧力が続く見通しです。米ミシガン大学消費者信頼感指数の発表後、期待インフレ率の上昇で一時的にドル買いが進みましたが、信用格付け引き下げにより再びドル売りが優勢です。米中貿易交渉の進展によるドル買いは一巡し、新たなドル買い材料が求められます。米の景気先行指数の悪化が予想される中、景気減速懸念からドルは売られる可能性があります。

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は弱含みか、米国債格下げ消化と円安是正の観測で 19日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を予想する。前週末の米信用格付け引き下げを消化する展開となり、ドル売りに振れやすい地合いが続く見通し。また、今週開催予定の日米財務相会談を見極める展開で、円買い圧力は続く。

16日に発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数は低調な内容ながら期待インフレ率が伸びを加速させ、緩和的な政策運営への思惑後退によるドル買いが先行。ただ、米国の信用格付け引き下げを受けドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.1130ドル台で下げ渋り、ドル・円は146円付近から145円後半に失速。週明けアジア市場で仲値にかけて国内勢のドル売り先行もドルに買戻しが入り、ドル・円は144円台後半から145円台に持ち直した。

この後の海外市場は米国の国内経済と金融政策運営が注視される。材料難のなかムーディーズによる信用格付け引き下げを消化する展開で、ドル売り先行。景気減速懸念が広がるなか、今晩発表の景気先行指標が前回から悪化すればドル売り材料に。米中貿易交渉の進展を好感したドル買いは一巡しており、新たなドル買い材料が求められるだろう。また、今週開催予定の日米財務相会談に向けドル高・円安是正の思惑から、ドル・円は下押し圧力が続くとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・4月消費者物価コア指数改定値(予想:前年比+2.7%)
・23:00 米・4月景気先行指数(予想:前月比-0.9%、3月-0.7%)



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