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【市場反応】米5月ミシガン大消費者信頼感は22年来で最低、長期期待インフレは1991年で最高、利下げ観測後退でドル強含む


米5月のミシガン大学消費者信頼感指数は50.8と、22年来の最低値となりました。一方、1年期待インフレ率は7.3%に上昇し、1981年以来の高水準。5-10年期待インフレ率も4.6%に上昇しました。これによって、FRBの利下げ観測は後退し、ドルが強含んでいます。ドル・円は145円84銭まで上昇し、ユーロ・ドルとポンド・ドルはそれぞれ下落しました。ただし、調査のサンプルサイズが小さいことから、悲観的予測が過剰である可能性も示唆されています。

*23:43JST 【市場反応】米5月ミシガン大消費者信頼感は22年来で最低、長期期待インフレは1991年で最高、利下げ観測後退でドル強含む 米5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は50.8と、4月52.2から上昇予想に反して低下し、22年6月来で最低となった。また、1年期待インフレ率速報値は7.3%と、予想外に4月6.5%から上昇し、1981年11月来で最高。また、連邦準備制度理事会(FRB)が特に注視している5-10年期待インフレ率速報値も4.6%と、予想外に4月4.4%から上昇し、1991年来で最高となった。消費者の金融状況も2009年来で最低に落ち込んだ。

ただ、対象となった調査期間が4月22日から5月13日と米中合意直後であることや対象者数が300人程と少数にとどまっているため、悲観的観測が過剰にあらわれた可能性も残る。ソフトデータは引き続き低調ながら、ハードデータは依然米国経済の底堅さを示している。

インフレ期待の上昇で、連邦準備制度理事会(FRB)は当面政策金利を据え置くとの見方が強まった。ドル買いが強まり、ドル・円は145円40銭から145円84銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1206ドルから1.1177ドルまで下落、ポンド・ドルは1.3275ドルと安値圏で推移した。

【経済指標】
・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:50.8(予想:53.4、4月:52.2)
・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:7.3%(予想:6.5%、4月:6.5%)
・米・5月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:4.6%(予想:4.4%、4月:4.4%)

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