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注目銘柄ダイジェスト(前場):鳥居薬、DMG森精機、横河電など


本日午前の注目銘柄ダイジェストとして、横河電機の株価が大幅に反発しました。25年3月期の決算で営業利益が予測を上回り、年間配当金の増配も発表されたため、投資家に好意的に受け取られました。一方、川崎船は大幅減益見通しにも関わらず、一部投資家からの期待が続いています。DMG森精機は減益予想ながら受注高の増加が評価されています。鳥居薬はTOB発表により大幅続伸し、NTTデータもTOB報道でストップ高となりました。また、ジェイテックは市場区分変更が好感され、フルッタは業績予想の上方修正を発表しました。トヨコーも業績予想を上方修正しています。

*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):鳥居薬、DMG森精機、横河電など 横河電<6841>:3273円(+200円)
大幅反発。前日に25年3月期の決算を発表、営業利益は835億円で前期比6.0%増となり、従来計画の790億円を上振れる着地に。一方、26年3月期は800億円で同4.2%減の見通しとし、ほぼ市場コンセンサス水準となっている。1ドル=140円前提により、100億円以上の為替影響を見込んでいるもよう。関税の影響も一定程度は織り込んでいるもよう。年間配当金は前期比6円増の64円を計画。実績上振れや増配計画を好感する動きが優勢に。


川崎船<9107>:1992円(+46円)
大幅反発。前日に25年3月期の決算を発表している。経常利益は3081億円で前期比2.3倍となっている。一方、26年3月期は1050億円で同65.9%減と大幅減益見通し、1500億円程度のコンセンサスも下回っている。ただ、先に発表した商船三井のガイダンスからは想定線と受けとめられているようだ。26年3月期年間配当金は前期比20円増の120円を計画、第3四半期決算時に示されていた100円からは上振れの形で、インパクトにつながる。


DMG森精機<6141>:2669円(+192円)
大幅反発。前日の取引時間中に決算を発表、直後に売り優勢となった後は持ち直し、本日も買いが先行する展開となっている。第1四半期営業利益は18.2億円で前年同期比85.5%の大幅減益、通期予想380億円、前期比13.1%減に対しても低進捗となっている。ただ、受注高は前四半期比で増加するなど堅調に推移、米関税の影響もサーチャージで対応のため影響は軽微としている。3月以降株価の調整が進んでいたため、あく抜け感が優勢の展開に。


鳥居薬<4551>:6340円(+760円)
大幅続伸。塩野義がJTの医薬品事業を買収すると発表、それに伴い、JT傘下の同社をTOB通じ完全子会社にするとしている。TOB価格は6350円、前日終値比では13.8%のプレミアムとなる。前日の取引時間中に観測報道が伝わっており、その後株価は急伸して売買停止となっていた。9月の完全子会社化が目指されているようだ。なお、同社に関しては、JTとの親子上場解消に向けた再編の動きなどが以前にもたびたび思惑視されてきていた。


NTTデータ<9613>:3492円 カ -
ストップ高買い気配。NTTが同社を完全子会社化すると報じられている。NTTは現在で約58%の株式を保有し、残り約42%の株式をTOBで買い取るようだ。TOB価格は足元の株価に3-4割のプレミアムが加えられるもようとされ、TOB実施を織り込んで買い進まれる展開になっている。なお、同社では報道について、本日開催の取締役会に付議する予定となっており、決定した場合には速やかに公表するとしている。


ジェイテック<2479>:250円(+5円)
上昇。7日の取引終了後に上場市場区分変更が承認されたことを発表し、好材料視されている。東京証券取引所の承認を受け、25年5月14日をもって、同社株式の東証における上場市場区分が東証グロース市場から東証スタンダード市場へと変更されることとなった。24年6月28日に開示している「上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況について」は、東証スタンダード市場への市場区分変更をもって上場維持基準に抵触しないこととなるため、同計画は撤回、当該取引所での上場が維持される。


フルッタ<2586>:168円(+8円)
反発。25年3月期業績予想の上方修正を発表した。アサイー関連商品の好調が継続する中、第4四半期において同社アサイーの採用増に向けた各施策が奏功し販路が拡大、採算性の高い商品に注力したことで利益体質な運営体制の構築が実現し一定の成果を収めた。その結果、売上高は前回予想を2.49億円上回る25.49億円を、また、営業利益は0.99億円の増加(前回予想比76.6%増)、経常利益は1.04億円の増加(同80.2%増)、当期純利益は1.32億円の増加(同101.7%増)を見込むとした。


トヨコー<341a>:1163円(+45円)
大幅反発。25年3月期業績予想の上方修正を発表した。主にSOSEI事業において一部案件で発注遅れにより着工開始時期が翌期に後ろ倒しとなった案件があった一方、当初見込んでいた日数より天候が良好な日数が多く大型案件を中心に工事進捗率が前回予想を上回ったため、売上高が前回予想比1.25億円の増加となり、上場準備費用が当初想定より下回った影響等により、販売費及び一般管理費が前回予想比0.47億円の減少となったことなどの影響で、各段階利益はいずれも前回予想を上回る見込みとなっている。 <ST>
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