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NY為替:日銀の追加利上げ観測後退やリスク選好で円続落


1日のニューヨーク外為市場では、ドル・円が144円台から145円台まで上昇し、145円76銭で引けた。米国の新規失業保険申請件数が増加し労働市場の弱さが懸念され一時ドル売りが優勢になったが、米中貿易協議の可能性やISM製造業景況指数の改善がドルの買戻しを促した。また、日銀が2025年のGDP成長率を引き下げたことで、追加利上げ予測が後退し円売りが進んだ。ユーロもドルに対して下落したが、円に対しては上昇。ポンドとスイスフランも同様に変動した。スイスフランは安全資産としての買いが減少した。

*06:27JST NY為替:日銀の追加利上げ観測後退やリスク選好で円続落 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円14銭へ弱含んだのち、145円73銭まで上昇し、145円76銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想を上回り2月来で最高となったため労働市場の減速懸念にドル売りが優勢となった。その後、米中貿易協議の可能性や4月ISM製造業景況指数が予想を上回ったため、警戒感が緩和しドルの買戻しが強まった。また、リスク選好の円売りに加え、日銀が2025年国内総生産(GDP)成長率見通しを大幅引き下げたことから、追加利上げ観測が後退し円の売り戻しにも拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1339ドルから1.1266ドルまで下落し、1.1288ドルで引けた。ユーロ・円は163円37銭から164円46銭まで上昇。リスク選好や日銀の追加利上げ観測後退で円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3340ドルから1.3260ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8266フランへ下落後、0.8333フランまで上昇した。安全資産としてのフラン買いが後退。

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