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NY株式:NYダウは1016ドル高、貿易交渉の進展期待


米国株式市場は、貿易交渉の進展期待から反発し、NYダウ平均は1016.57ドル高の39186.98ドルで取引を終了しました。貿易交渉が順調に進んでいるとの政府発表やベッセント財務長官の発言が投資家の安心感を高め、買い戻しを促しました。特に自動車関連や保険業種が上昇。スリーエムは第1四半期決算が予想を上回ったこと、GEは通期業績見通しの据え置きなどでそれぞれ株価が上昇しました。一方、テスラは決算発表後、決算が予想に届かなかったことで時間外取引で売られました。

*05:40JST NY株式:NYダウは1016ドル高、貿易交渉の進展期待 米国株式市場は反発。ダウ平均は1016.57ドル高の39186.98ドル、ナスダックは429.52ポイント高の16300.42で取引を終了した。

昨日の大幅下落の反動で買われ、寄り付き後、上昇。国債相場も持ち直したため安心感がひろがり続伸した。その後、ベッセント財務長官が対中貿易で、現状維持が持続可能だとは誰も考えておらず、いずれ合意にいたるとの考えを示したとの報道や、政府報道官が各国との協議が順調に進んでいるとの発言で、貿易交渉の進展期待が広がり、買い戻しが加速し、大幅上昇。終盤にかけ、上げ幅を拡大し、終了した。セクター別では自動車・自動車部品や保険が上昇、不動産管理・開発が下落。

消費者・オフィス製品などを扱う複合企業スリーエム(MMM)は第1四半期決算で増益、調整後利益が予想を上回ったほか、見通しを据え置き、さらに関税対応策を検討しているとの発表で、上昇。航空機エンジンメーカーのGEエレクトリック(GE)は第1四半期決算で利益が予想を上回り、通期の業績見通しも据え置き、さらに、最高経営責任者(CEO)が大統領との会談で関税の影響緩和を要請したことが明かになり、上昇した。

航空機メーカーのボーイング(BA)は債務圧縮、事業立て直しの取り組みの一環として航空ナビゲーション部門、関連資産を投資会社に現金106億ドルで売却することで合意したとの報道で、上昇。中国が主要生産地となっている携帯端末のアップル(AAPL)やスポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は貿易摩擦緩和を期待し、それぞれ上昇した。

電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は取引終了後に第1四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を下回り、成長回帰見通しを削除したため、時間外取引で売られている。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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