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NY株式:NYダウは527ドル安、ヘルスケアが重し


米国株式市場は続落し、ダウ平均は527ドル下落しました。主な要因は、ユナイテッドヘルスの株価低迷や、トランプ大統領によるFRB独立性をめぐる懸念の高まりでした。しかし、トランプ大統領が貿易交渉への自信を示したことで一部下げ幅が縮小しました。セクター別では、医薬品・バイオテクが上昇、ヘルスケア機器・サービスは下落しました。イーライリリーやブラックストーン、DRホートンは良好な業績を発表し上昇しました。一方、ユナイテッドヘルスの通期見通し下方修正が嫌気され、大幅安となりました。アメリカンエクスプレスは利益は予想を上回りましたが、コストの上昇が懸念され売られました。ネットフリックスは良好な業績を発表し、時間外取引で買われました。

*05:50JST NY株式:NYダウは527ドル安、ヘルスケアが重し 米国株式市場は続落。ダウ平均は527.16ドル安の39142.23ドル、ナスダックは20.71ポイント安の16286.45で取引を終了した。

管理医療会社、ユナイテッドヘルスの下落が重しとなり相場は寄り付き後、下落。トランプ大統領のソーシャルメディア投稿を受け連邦準備制度理事会(FRB)の独立性が揺らぐとの懸念も強まり、売りが一段と加速し、続落した。その後、大統領が記者団に、対中、欧州連合(EU)の貿易取引合意すると自信を表明すると、相場は下げ止まった。終盤にかけ、相場は下げ幅を縮小し、終了。セクター別では医薬品・バイオテク、エネルギーが上昇、ヘルスケア機器・サービスが下落した。

製薬会社イーライリリー(LLY)は経口肥満治療薬の治験で有効性目標達成が明らかになり、上昇。投資会社のブラックストーン(BX)は第1四半期の資金流入が予想を上回り、上昇。住宅建設会社のDRホートン(DHI)は見通し下方修正にもかかわらず堅調な粗利益を好感し、上昇。

管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)は第1四半期決算で利益が予想を下回ったほか、通期見通し下方修正が嫌気され、大幅安。クレジットカード会社のアメリカンエクスプレス(AXP)は第1四半期決算で1株利益が予想を上回り、通期見通しを維持したものの、コストの上昇や支出の鈍化に言及し、売られた。

動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に第1四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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