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NY為替:米インフレ期待急進でドル売り後退


11日のニューヨーク外為市場では、ドル円が143円60銭で引けました。米国の生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、インフレが予想以上に鈍化したためドル売りが進行しました。しかし、ミシガン大消費者信頼感指数下落にも関わらず、FRBが注目する1年期待インフレ率が歴史的高水準に達したため、インフレ懸念の高まりからドルの買戻しが優勢となりました。ユーロドルは下落し、トランプ大統領が依然として中国との交渉に楽観的であるとのことからリスク回避は後退しました。ポンドドルやドルスイスも動いており、特にスイスフランは安全通貨として買われています。

*06:56JST NY為替:米インフレ期待急進でドル売り後退 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円22銭から144円20銭まで上昇し、143円60銭で引けた。米3月生産者物価指数(PPI)が予想外の前月比マイナスとインフレが予想以上に鈍化したためドル売りに拍車がかかった。その後、米4月ミシガン大消費者信頼感指数は予想以上に低下したが、連邦準備制度理事会(FRB)が注目している1年期待インフレ率が1981年以降で最高、5-10年期待インフレ率も1991年来で最高に達し、インフレへの懸念にドルの買戻しが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1412ドルから1.1277ドルまで下落し、1.1348ドルで引けた。ユーロ・円は161円50銭から163円00銭まで上昇。トランプ大統領は中国との交渉に向け依然楽観的な見解を示していることを政府報道官が明らかにし、リスク回避が後退した。ポンド・ドルは1.3132ドルから1.3031ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8100フランまで下落後、0.8192フランまで上昇した。安全通貨としてのフラン買いが継続。

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