starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

注目銘柄ダイジェスト(前場):トーホー、WSCOPE、ビジョナルなど


ビジョナルは大幅反発し、上半期決算で営業利益が前年同期比4.4%増と好調を示した。一方、ラクスルは決算発表後に大幅反落し、営業利益は前年同期比で増加したが、四半期ベースでは減少したとされ、ポジティブな反響は少なかった。WSCOPEは大幅続落し、予想を上回る赤字を計上したため、依然として市場低迷の影響を受けている。トーホーは決算が予想を上回り、配当金引き上げと収益強化が評価されて大幅反発。ラクサスは株主優待制度の開始で支持を集めた。リボミックは特許取得がポジティブ材料と見なされた。タイミーは好業績を発表したが、朝高後に値を消した模様である。

*12:07JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):トーホー、WSCOPE、ビジョナルなど ビジョナル<4194>:7630円(+821円)
大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は102億円で前年同期4.4%増、11-1月期は47.7億円で同1.3%減となっている。成長投資の着実な実行によるコスト増をカバーして計画通りの推移となったもよう。売上高は計画上限水準で推移のようだ。とりわけ、HRMOSは高い売上成長が継続、想定以上に赤字も縮小しており、ポジティブに捉える動きが優勢のもよう。


ラクスル<4384>:1136円(-94円)
前日比変わらずを挟んで大幅反落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は19億円で前年同期比47.2%増となったが、11-1月期は前四半期比で4.6%減となっており、ポジティブなインパクトは乏しいようだ。通期予想は、ハコベル株式の一部譲渡によって純利益のみ上方修正、営業利益は32-37億円のレンジ予想を変更していない。なお、年間配当金は従来計画の2.3円から3円に引き上げ。


WSCOPE<6619>:232円(-40円)
大幅続落。前日に25年1月期の決算を発表、営業損益は10.1億円の赤字で、前期38.7億円の黒字から大きく悪化。従来予想の8.5億円の赤字から損失幅は拡大している。生産数量減少に伴う稼働率の低下が影響。WCP持分法適用会社化によって、経常損失は従来計画18億円の赤字に対して32.4億円の赤字となる。26年1月期営業損益は43億円の赤字予想、引き続き市場低迷の影響を受ける見通しとしている。


シーイーシー<9692>:2146円(+199円)
大幅反発。前日に25年1月期の決算を発表、営業利益は67億円で前期比5.3%増となり、従来予想の62.8億円を上回り一転増益着地に。一方、26年1月期は67.8億円で同1.2%増の見通しとし、年間配当金は同10円増配の65円を計画。また、発行済み株式数の3.74%に当たる120万株、20億円を上限とする自社株買いの実施を発表、取得期間は3月14日から10月31日まで。28年1月期営業利益は86億円を目指す中期計画も発表している。


トーホー<8142>:3235円(+485円)
大幅反発。前日に25年1月期の決算を発表、営業利益は75億円で前期比4.1%減となり、従来予想の73億円をやや上振れて着地。期末配当金も従来計画の55円から70円に引き上げ。26年1月期営業利益は82億円で同9.4%増の見通し、年間配当金は前期比25円増の150円を計画。インバウンド需要拡大による既存店の堅調推移を想定するほか、食品スーパー事業からの撤退による収益力の向上も見込んでいるもよう。


ラクサス<288a>:227円(+6円)
反発。13日の取引終了後に株主優待制度の導入を発表し、好感されている。毎年3月末日及び9月末日時点の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上の同社株式を保有している株主を対象に、ブランドバッグのサブスクリプション型シェアリングサービス「ラクサス」の月額利用料に充当可能な1万2千円分の割引優待を半期毎に贈呈する。25年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主を対象として開始する。


リボミック<4591>:123円(+10円)
大幅反発。抗TGF-β1アプタマーに関する物質特許の日本における特許査定を得たことを発表し、好材料視されている。形質転換増殖因子β1はTGF-βスーパーファミリーに属するサイトカインで、細胞の増殖、分化、遊走など多岐にわたる細胞機能を制御するタンパク質。生体の正常発達や恒常性維持、病態の進行に影響を持つ重要な因子であり、がんの進行や転移に関与していることが知られている。TGF-β1に対する特異的かつ強い阻害剤は、悪性新生物や線維症などの新たな治療薬として応用が期待されている。


タイミー<215a>:1587円(-4円)
朝高後、値を消す。13日の取引終了後に25年10月期第1四半期の業績を発表、好材料視されていた。売上高は86.42億円、営業利益は14.13億円と好調だった(前年同期は四半期決算を開示していないため比較の記載なし)。ワーカー向けのデジタル広告によるマーケティング活動により、登録ワーカー数が大幅に増加し、販売費及び一般管理費については、不正利用対策にかかる費用を計上しているが、適切なコストマネジメントと規律を持った投資により、営業利益が前年同四半期から大幅に増益となっているとしている。 <ST>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.