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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米中協議や米経済指標を注視


5日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きが予想されています。これは、米中貿易協議の行方が注目されているためです。前日、米国のJOLTS求人件数の予想外の悪化により、FRBの緩和策が続くとの見込みから長期金利が低下し、ドル安が進みました。しかし、米中協議での前向きな進展や米経済指標の改善が見られれば、ドルの買戻しの動きが期待されます。また、今後の米中首脳会談への期待もありますが、先行きは不透明であり、安全資産として円が買われ続ける見通しです。投資家は、米国のISM非製造業景況指数の発表にも注目しています。

*18:00JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米中協議や米経済指標を注視 5日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米中の関税引き上げで貿易協議が予定され、その行方を見守る展開となる見通し。一方、米経済指標で改善が示されれば、前日のドル売りを修正する動きが予想される。

前日発表された米国のJOLTS求人件数は予想外に悪化し、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和継続をにらんだ長期金利の低下とドル安が進行。ユーロ・ドルは1.0320ドル付近から1.0380ドル付近に浮上、ドル・円は155円前半から1円超安の154円20銭付近に値を下げた。本日アジア市場で大型連休明けの中国株式市場は上海総合指数が弱含み、リスク回避の円買いに振れた。また、日銀の早期追加利上げに思惑が広がり、円買いが主要通貨を下押しした。

この後の海外市場は米中貿易にらみ。米トランプ政権が中国に対する関税引き上げを決定すると、中国も報復関税を決定し米中貿易戦争の再開が警戒されている。両国の貿易面での対立が意識されるなか、今後予定される米中首脳会談が一時期待された。ただ、先行きは不透明で安全通貨への買いは継続する見通し。他方、米経済指標で今晩のISM非製造業景況感指数はやや悪化が予想される。想定に反して改善すれば、ドルは割安感から買戻しが入りやすい地合いとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・1月総合PMI改定値(予想:50.2、速報値:50.2)
・19:00 ユーロ圏・12月生産者物価指数(予想:前年比-0.1%、11月:-1.2%)
・22:15 米・1月ADP雇用統計(予想:前月比+15.0万人、12月:+12.2万人)
・22:30 加・12月貿易収支(予想:+10.2億加ドル、11月:-3.2億加ドル)
・22:30 米・12月貿易収支(予想:-968億ドル、11月:-782億ドル)
・23:45 米・1月総合PMI改定値(予想:52.5、速報値:52.4)
・24:00 米・1月ISM非製造業景況指数(予想:54.0、12月:速報値:54.1)

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