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【市場反応】米12月コアPCE価格指数は予想に一致、インフレ進展なくドル堅調


米商務省が発表した12月の経済指標によれば、個人所得は前月比+0.4%と予想通りで、個人消費支出(PCE)は前月比+0.7%と予想を上回る結果となりました。特に、連邦準備制度理事会(FRB)が注視するコアPCE価格指数は前年比で+2.8%と前月と同水準を維持しています。一方、10-12月期の雇用コスト指数も前期比+0.9%と伸びを見せました。これらの指標はインフレの大幅な進展を示さず、サプライズもなかったために、ドルは市場で堅調に取引されています。その結果、ドル・円は155円を超え、対ユーロおよびポンドでもドルは上昇しました。

*23:19JST 【市場反応】米12月コアPCE価格指数は予想に一致、インフレ進展なくドル堅調 米商務省が発表した12月個人所得は前月比+0.4%と、予想通り11月+0.3%から伸び拡大した。同月個人消費支出(PCE)は前月比+0.7%と、予想を上回り9月来で最大の伸び。11月分は+0.6%と、+0.4%から上方修正された。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として特に注視している変動の激しいエネルギーや食品を除いた同月コアPCE価格指数は前月比で+0.2%と、11月の+0.1%から上昇。前年比で+2.8%と、11月と同水準となった。

米労働省が同時刻に発表した10-12月期雇用コスト指数は前期比+0.9%となった。7-9月期+0.8%から伸びが拡大した。

コアPCEでサプライズはなかったが同時に、インフレ鈍化進展も見られずドルは堅調推移。ドル・円は155円02銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0395ドルから1.0369ドルまで下落。ポンド・ドルは1.2432ドルから1.0396ドルまで下落した。

【経済指標】
・米・12月コアPCE価格指数:前年比+2.8%(予想:+2.8%、11月:+2.8%)
・米・12月個人所得:前月比+0.4%(予想:+0.4%、11月:+0.3%)
・米・12月個人消費支出(PCE):前月比+0.7%(予想:+0.5%、11月:+0.6%←+0.4%)
・米・10-12月期雇用コスト指数:前期比+0.9%(予想:+0.9%、7-9月期:+0.8%)


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