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日経平均VIは低下、米大統領就任式通過し警戒感が後退


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、米国大統領就任式後の市場警戒感の緩和を受けて低下しています。14時5分時点でのVIは前日比0.59ポイント低い20.91で、取引中の高値は21.34、安値は20.80でした。前日の米株式市場が上昇したことから東京市場は買いが先行し、日経225先物も上昇しました。特に、トランプ大統領の就任式を無事に通過したことで安心感が広がり、ボラティリティへの警戒が弱まりました。日経VIは市場の期待する日経平均株価の変動を示す指標であり、日経平均株価が急落する際には上昇する傾向がありますが、今回は前日の水準を下回る動きとなっています。

*14:09JST 日経平均VIは低下、米大統領就任式通過し警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.59(低下率2.74%)の20.91と低下している。なお、今日ここまでの高値は21.34、安値は20.80。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では米トランプ大統領就任直後の大統領令の内容などが警戒されていたが、米大統領就任式を無難に通過したことからひとまず安心感が広がった。こうした中、今日は取引開始後も日経225先物が堅調に推移し、大幅高となったことからボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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