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今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性


15日のドル・円は158円08銭から下落し、最終的に156円48銭で終了しました。16日も156円台での推移が予想されています。米長期金利が低下したことにより、ドルは伸び悩む可能性があります。同日の米労働省の発表によると、12月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.9%上昇し、エネルギー価格の上昇が寄与しました。コアCPIは前年比3.2%増で、物価上昇圧力の短期間での大幅緩和は見込まれていません。市場では6月の追加利下げの可能性が考慮されていますが、米国のインフレ動向には不確定要素が多い状況です。

*08:12JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性 15日のドル・円は、東京市場では158円08銭から156円84銭まで下落。欧米市場では157円21銭まで買われた後、一時155円95銭まで反落したが、156円48銭で取引終了。本日16日のドル・円は主に156円台で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある。

米労働省が1月15日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は、前年比+2.9%で上昇率は11月実績を上回った。エネルギー価格の上昇がCPI全体の上昇に寄与したようだ。コアCPIは前年比+3.2%で上昇率は11月実績を下回ったが、物価上昇圧力が短期間で大幅に緩和されるとの見方は少ないようだ。市場参加者の多くは6月の追加利下げを想定しているようだが、米国のインフレ動向については予断を許さない状況が続くとみられる。


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