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日経VI:大幅に上昇、株価大幅安で警戒感広がる


14日、日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前日比+2.56ポイント(11.78%上昇)で24.30に達し、大幅に上昇しました。東京市場は、3連休中に米国株式市場の主要指数が下落した影響を受け、朝から株価が下落。特に日経225先物が大幅に安く推移したため、市場全体でボラティリティーの高まりに対する警戒感が広がりました。懸念材料として、日米の長期金利上昇や米国のAI向け半導体の輸出規制見直しが挙げられています。VIの上昇は、日経平均株価の急落時に見られる現象で、通常は株価と逆相関関係にあります。

*16:35JST 日経VI:大幅に上昇、株価大幅安で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14日、前日比+2.56(上昇率11.78%)の24.30と上昇した。なお、高値は24.77、安値は22.69。東京市場が3連休中の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。市場では日米長期金利の上昇や「トランプリスク」に加え、米国のAI向け半導体の輸出規制見直しなどが懸念材料となる中、今日は取引開始後に日経225先物が大幅安となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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