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NY為替:米長期金利の上昇を意識して円買いは縮小


27日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は157円35銭まで下落したが、その後157円95銭まで反発し、157円91銭で引けました。米国の株式市場の下落を受けて米国債が反発し、それに伴う米長期金利の低下がドル売りを強めました。また、日本の物価上昇を受けた日銀の追加利上げ観測やリスク回避の円買いが強まっていましたが、米長期金利が再び上昇すると円買いは縮小しました。ユーロ・ドルは、ドイツの政治不透明感により下落し、ユーロ・円も一時上昇後反落しました。一方、ポンド・ドルは上昇し、ドル・スイスも上昇しました。

*07:53JST NY為替:米長期金利の上昇を意識して円買いは縮小 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円35銭まで下落後、157円95銭まで反発し157円91銭で引けた。米11月卸売在庫速報値が予想外のマイナスに落ち込んだほか、米11月前渡商品貿易赤字が予想以上に拡大したことも影響、さらに株安で米国債相場が反発し長期金利が低下に転じ、ドル売りが強まった。また、日本の物価上昇を受けた日銀の追加利上げ観測、さらに、リスク回避の円買いが強まった。その後、株式相場が下げ止まり、米長期金利は反転したことから、円買いは後退。

ユーロ・ドルは1.0440ドルから1.0415ドルまで下落し、1.0424ドルで引けた。独大統領が議会を解散、来年2月23日に総選挙を行うとの決定を受け政局不透明感がユーロ売り材料となった。ユーロ・円は164円83銭まで上昇後、164円18銭まで反落。ポンド・ドルは1.2553ドルから1.2593ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9001フランから0.9028フランまで上昇した。

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