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日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、14時5分現在で21.55と昨日より小幅に低下しています。これは市場全体の株価変動に対する投資家の警戒感が広がっていないことを示しています。東京市場は株価が下値で堅調に推移しており、大きな売り圧力もなく、これは健全な調整と見られています。先物市場も昨日の上昇が影響しており、今回の下落は穏やかです。VIは通常、日経平均株価と逆相関して動き、急上昇後に20-30のレンジに戻るという特徴があります。

*14:07JST 日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.29(低下率1.33%)の21.55と低下している。なお、今日ここまでの高値は21.88、安値は21.44。

今日の東京市場は朝方の売り買い一巡後はやや軟調。日経225先物は午前の中頃からは概ねマイナス圏での推移となっている。ただ、売り急ぐ動きは見られず下値が堅く、また、日経225先物は昨日480円上昇した後ということもあり、今日の下げは健全な調整の範囲内との見方もあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは概ね昨日の水準を小幅に下回る水準での推移となっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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